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「翻れる」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.23
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今回ご紹介する言葉は「翻れる」。

「翻」は「翻る(ひるがえる)」や「翩翻(へんぽん)」のように使うのを見かけることが多いかと思います。

しかし、「翻れる」はあまり見かけませんよね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「翻れる」の読み方!

では、早速「翻れる」の読み方を発表します。

「ひるがえれる」と読んだ方は、不正解!もちろん「ほんれる」でもありませんよ。

手がかりがないと難しいかと思いますので、ここでいくつかヒントを出しましょう。

読み仮名は全部で4文字です。

「お茶を翻してしまった」「料理をしていたら吹き翻れた」のように使うことが多いでしょう。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「こぼれる」でした!

「翻れる」の豆知識

では、「翻れる(こぼれる)」とはどういう意味なのでしょうか。辞書で調べてみましょう。

①容器に入った液体や粉状・粒状のものが、ひっくり返ったりあふれたりして外に出る。
②音や光がすき間からもれたり一定の範囲をこえたりして外へ出る。また、隠れているものがふいに外に現れる。
③内に抑えていた感情や美質が、あふれるようにして表に現れる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.633

 

引用を見てもらうとわかるとおり、「翻れる」は普段私たちが使っている「零れる」や「溢れる」と同じです。

「翻れる」とも書けるなんて驚きですね。

まとめ

いかがでしたか?

「翻れる」は「こぼれる」と読みます。

「翻れる」はあまり見慣れないかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!


参考文献:常用字解[第二版](平凡社)