今回ご紹介する言葉は「雲梯」。
「雲の名前かな?」と思った方もいるかもしれませんが、残念ながら違います。
誰もが一度は遊んだことのある、とある遊具の名前ですよ。
今回は4文字で読み方を考えてみてくださいね。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「雲梯」の読み方!
では、早速「雲梯」の読み方を発表します。
「梯」は「はしご」と読みますが「くもはしご」と読んだ方は、不正解!もちろん「うんはしご」でもありませんよ。
では、ここでいくつかヒントを出しましょう。
「雲梯」は公園や運動場などでよく見かけます。腕の力が必要な遊具の一つです。
得意な方は、「1個飛ばし」や「2個飛ばし」をしていた経験があるのではないかと思います。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「うんてい」でした!
「雲梯」の豆知識
「うんてい」を漢字で書けるなんて知らなかったという方もいるかもしれません。
では、「雲梯(うんてい)」とはどのような遊具なのでしょうか。辞書で調べてみましょう。
水平または弧状に作られたはしご状の運動用具。ぶらさがって渡る。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.184
引用にあるように「はしご状」なので「梯」の漢字が使われているんですね。
『世界大百科事典 第2版』(平凡社)によると、「もとは雲にとどくほどの長いはしごの意味(後略)」だそうです。
これで「うんてい」が「雲梯」と書かれる理由がわかりましたね。
最近では、安全面を考慮して公園や運動場から遊具が撤去されてしまうことも増えてきました。
「雲梯」はみんなで楽しく遊べる遊具なので、残っておいてほしいですね。
まとめ
いかがでしたか?
「雲梯」は「うんてい」と読みます。
漢字で書くことはあまりありませんが、この機会にぜひ「雲梯」を覚えておいてくださいね!