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“税を納めた倉”を意味する「税倉」はなんと読む?意外に読めない【難読漢字】

  • 2023.5.30
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日本の税金がどんどん上がっている…と嘆いている方は多いのではないでしょうか。

平成元年に導入された「消費税」。当時は3%でしたが、現在は最大10%かかります。

さて、今回は「税」の漢字を使った言葉から「税倉」をご紹介しましょう。

一体なんと読むのかわかりますか?

「税倉」の読み方!

「ぜいくら」や「ぜいそう」ではありませんよ。

では、ここでいくつかヒントを出しましょう。

読み仮名は5文字です。

「倉」は訓読みの「くら」に濁点をつけて「ぐら」と読みます。「税」は「ち◯◯」と読んでくださいね。

「税」の読み方は以前に出題していますので、ご存知の方もいるかもしれません。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「ちからぐら」でした!

「税倉」の豆知識

では、「税倉(ちからぐら)」とはどういう意味なのでしょうか。辞書で調べてみましょう。

税(ちから)を納めた倉。稲などの税を収蔵する官倉。

出典:精選版 日本国語大辞典(小学館)

 

文字通り、「税」を納めた倉なので、「税倉」です。

ちなみに「ちから」とは、今で言う税金として古くに貢がれていたもののことになります。

今はお金を「税」として納めますが、昔は稲などが代わりに貢がれていました。「年貢」が良い例ですね。

『百科事典マイペディア』(平凡社)によると、「収穫量に対する年貢の比率も,収穫量が明確でないため算出しがたいが,およそ3割から5割程度と推定されている(一部抜粋)」とのことです。

3割から5割ということは、今の「消費税」よりだいぶ多いですね。

まとめ

いかがでしたか?

「税倉」は「ちからぐら」と読みます。

普段はあまり見かけない言葉かと思いますが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!