日本の税金がどんどん上がっている…と嘆いている方は多いのではないでしょうか。
平成元年に導入された「消費税」。当時は3%でしたが、現在は最大10%かかります。
さて、今回は「税」の漢字を使った言葉から「税倉」をご紹介しましょう。
一体なんと読むのかわかりますか?
「税倉」の読み方!
「ぜいくら」や「ぜいそう」ではありませんよ。
では、ここでいくつかヒントを出しましょう。
読み仮名は5文字です。
「倉」は訓読みの「くら」に濁点をつけて「ぐら」と読みます。「税」は「ち◯◯」と読んでくださいね。
「税」の読み方は以前に出題していますので、ご存知の方もいるかもしれません。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「ちからぐら」でした!
「税倉」の豆知識
では、「税倉(ちからぐら)」とはどういう意味なのでしょうか。辞書で調べてみましょう。
税(ちから)を納めた倉。稲などの税を収蔵する官倉。
出典:精選版 日本国語大辞典(小学館)
文字通り、「税」を納めた倉なので、「税倉」です。
ちなみに「ちから」とは、今で言う税金として古くに貢がれていたもののことになります。
今はお金を「税」として納めますが、昔は稲などが代わりに貢がれていました。「年貢」が良い例ですね。
『百科事典マイペディア』(平凡社)によると、「収穫量に対する年貢の比率も,収穫量が明確でないため算出しがたいが,およそ3割から5割程度と推定されている(一部抜粋)」とのことです。
3割から5割ということは、今の「消費税」よりだいぶ多いですね。
まとめ
いかがでしたか?
「税倉」は「ちからぐら」と読みます。
普段はあまり見かけない言葉かと思いますが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!