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「納れる」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.5.23
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今回ご紹介する言葉は「納れる」。

「納得(なっとく)」や「結納(ゆいのう)」などに使われる「納」に送り仮名が付いています。

漢字そのものはそこまで難しくありませんが、「納れる」はなかなか見かけませんよね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「納れる」の読み方!

では早速、「納れる」の読み方を発表します。

「のうれる」と読んだ方は、不正解!「納得」から連想させて「なれる」と読んだ方も不正解です。

では、ここでいくつかヒントを出しましょう。

読み仮名は全部で3文字です。つまり「納」の読み仮名は1文字となります。

「コップに水を納れる」や「ポストに郵便物を納れる」などのように使うことが多いでしょう。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「いれる」でした!

「納れる」の豆知識

では、「納れる(いれる)」とはどういう意味なのか、辞書で詳しく意味を調べてみましょう。

1.外にあるものを一定の枠の中へ(すっぽりと)移す。
2.人が組織の一員になるようにする。また、その一員として組織に加える。
3.主となるものになにかを加える。また、一連の流れに他の要素を付け加える。差し挟む。
4.差し込む。挿入する。特に(仕事の手始めとして)ある物に鋭利な刃物などを差し込む。
5.付け加えるようにして、線、筋目、模様などを作りつける。
(後略)

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.138

 

引用を見てもらうとなんとなく想像がつくかと思いますが、「入れる」と書くときと意味はまったく同じです。

他の漢字では「容れる」や「淹れる」と書くこともできます。

まとめ

いかがでしたか?

「納れる」は「いれる」と読みます。

日常では「入れる」と書くことが多いかと思いますが、この機会にぜひ「納れる」も覚えておいてくださいね!

 

参考文献:常用字解[第二版]