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「英桃」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.15
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よく知っている漢字でも、組み合わさることで「え、どうしてそんな読み方をするの!?」とびっくりしてしまうことってありますよね。

今回ご紹介する「英桃」もその1つかもしれません。「桃(もも)」とありますが、まったく違う読み方をするんですよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「英桃」の読み方!

それでは、早速「英桃」の読み方を発表します。

「えいもも」と読みたくなりますが、残念ながら不正解! さすがに、そこまで難易度は低くありませんよ…!

先述したように、今回「桃」は「もも」と読まないんです。そして、「英」も「えい」とは読みませんよ。

読み仮名は3文字、もしくは5文字です。後者は、前者の後ろに2文字つけたらOKですよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「ゆすら」、そして「ゆすらうめ」でした!

「英桃」について

「桃」とあるのに「うめ」と読む…答えを聞いても、納得がいかず困惑されている方もいらっしゃるかもしれません。今回は、かなり難問でしたね…。

なお、「ゆすら」は「ゆすらうめ」を指しています。では、この言葉はどのような意味なのでしょうか?

〘名〙 バラ科の落葉低木。中国原産で、日本へは江戸初期に渡来した。高さ約三メートル。葉は短柄をもち倒卵形で縁に鋸歯(きょし)があり、裏面に縮れた毛を密生する。春、葉に先だち白または淡紅色の小さな五弁花を開く。果実は径一センチメートルぐらいの球形で六月頃赤熟し甘味、酸味がほどよく合い生食される。漢名に、英桃・毛桜桃を用いる。ゆすら。《季・夏》

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「桃」ときて、「うめ」ときて、今度は「バラ」…? と思われたかもしれませんね。しかし、ここで意外な事実をお伝えします。実は「桃」も「うめ(梅)」も、「バラ科」の植物なんですよ。

あまりなじみはないかもしれませんが、その果実は食べることができるそう。辞書の記載からもわかるように、「桜桃(さくらんぼう)」によく似た見た目をしています。

ちなみに、「桜桃(おうとう)」は「英桃」の古名なんだそうですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

まとめ

いかがでしたか?

「英桃」は「ゆすらうめ」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!