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「託す」ではなく「託つ」は、なんと読む?読めたらスゴい難読漢字を解説

  • 2023.5.29
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「将来に希望を託す(たくす)」「友人に仕事を託す(たくす)」など、「託」はしばしば使われる漢字ですよね。

しかし、実はこちらに別の読み方があることはご存知でしょうか。

それは「託つ」です。さて、いったいなんと読むのか、わかりますか…?

「託つ」の読み方!

「たくすって読み方があるし、やっぱりたくつかな…?」とお考えになった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、残念ながら不正解! 「たくす」から「託つ」の読み方を推測することは、かなり難しいと思います…。

それでは、ここでヒントをお伝えします!

特に理由はないけれど、「ああしたい!」「こうしたい!」と思うときってありますよね。そのような場合「〜に託けて」、自分のやりたいことをしたりしませんか?

これが読めたあなたなら、「託つ」も読めるはずですよ…!

それでは、正解を発表します。

正解は「かこつ」でした!

「託つ」について

ヒントでお伝えした「託ける」は「かこつける」と読みます。たとえば「雨に託けて、面倒な予定をキャンセルした」などのように使えますよね。

さて、それでは「託つ(かこつ)」にはどのような意味があるのでしょうか? 辞書で確認してみましょう!

[動タ五(四)]
1 心が満たされず、不平を言う。ぐちをこぼす。嘆く。「不運を―・つ」
2 他の事のせいにする。口実にする。かこつける。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

「託ける」と同様の意味で使うこともできますが、「己の不幸を託つ」のように使うこともできるようです。文章問題を解いている際にこの言葉が出てきたら、はたしてどちらの意味で使われているのか、勘違いしてしまいそうですね…!

ちなみに、実は「託」にはほかにも読み方があります。

それぞれ「託ける(ことづける)」「託る(ことづかる)」です。この機会に、併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「託つ」は「かこつ」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!