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「相撲取」は「すもうとり」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.24
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日本の国技である「相撲(すもう)」。みなさんも、一度はテレビなどでご覧になったことがあるかと思います。「相撲取(すもうとり)」同士のぶつかり合いは迫力満点ですよね。

さて、今回は上記の「相撲取」の別の読み方をご紹介します。

「相撲取」の読み方!

「すもうとり以外と言われても…」とお困りかもしれません。ずっと1つの読み方で覚えてきており、別の読み方を考えたこともないのではないでしょうか。

それでは、ここでヒント!

「相撲」は「すもう」の他にもう1つ読み方があります。なんでも、動詞「すま(争)う」の連用形からきているそうですよ(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「すまいとり」「すまいどり」でした!

「相撲取」について

そう、「相撲」は「すまい」と読むこともできるんです。「すもう」と読むことがほとんどのため、初めて知ったという方も多いかもしれませんね。

さて、上記の読み方のうち「すまいどり」は字面そのまま「相撲をとること」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)を指します。ただ、ほかの2つには違った意味もあるそうです。辞書で確認してみましょう。

すもう‐とり すまふ‥【相撲取】
〘名〙
① 相撲を取ること。また、相撲を取ることを職業とする人。すまい。すまいとり。すまいびと。すもう。力士。
② 植物「すみれ(菫)」の異名。
③ 植物「おひしば(雄日芝)」の異名。
すまい‐とり すまひ‥【相撲取】
〘名〙
① =すもうとり(相撲取)①
② 植物、「すみれ(菫)」の異名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

なんと植物の異名とのこと。これには驚いた方も多いのではないでしょうか。

「菫(すみれ)」は、みなさんもご存知の通り紫色の花を咲かせる植物です。しかし、もう一方の「雄日芝(おひしば)」は、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんね。

こちらはイネ科の一年草で、日当りのよい路傍や野原に生える代表的な雑草なんだとか(出典:『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』)。そうなると、みなさんも気づかないうちに目にしているかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「相撲取」は「すもうとり」のほかに「すまいとり」「すまいどり」と読みます。

「相撲取」のほかにも、知らない読み方が隠されている言葉はまだまだあるかもしれません。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!