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「暴風」は「ぼうふう」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.25
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寒さがますます厳しくなってきましたね。「天気」が変わりやすいこともあり、朝のニュースから目が離せない方も多いかもしれません。

さて、今回はそんな「天気」の1つ「暴風」を「ぼうふう」以外で読んでいただきます。

「暴風」の読み方!

先にお伝えしますと「暴風」の読み方はあと4つあります。どれも字面からたどり着くことは難しいため、なかなか当てることはできないかもしれませんね。

それでは、ここで大ヒント!

4つの読み方のうち、1つは「あからしまかぜ」となっています。「ぼうふう」と全く違う読み方に驚いた方も多いのではないでしょうか。

実はあと3つの読み方は、この「あからしまかぜ」とよく似た、またはその読み方からさらに略したものとなっています。どう変えれば正解にたどり着けるか、お考えください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「あらしまかぜ」「あかしまかぜ」「あらしま」でした!

「暴風」について

「あからしまかぜ」に「あらしまかぜ」「あかしまかぜ」「あらしま」と、「暴風」の字面からはなかなか想像できない読み方ばかりだったかと思います。正答率はかなり低かったかもしれませんね。

さて、上記のうち「あからしまかぜ」は「暴風。はやて。はやち。あかしまかぜ。あらしまかぜ」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)を指す言葉です。また「あらしまかぜ」「あかしまかぜ」「あらしま」はいずれも「あからしまかぜ」と同じ意味となっています。「暴風」という字面そのままの内容なんですよ。

ただ、そもそも「ぼうふう」には気象上の明確な基準があるんです。辞書で確かめてみましょう。

ぼう‐ふう【暴風】
1 荒く激しい風。災害をもたらす強い風。あらし。
2 風速が毎秒24.5~28.4メートルで、風力階級10の風。また、風力階級10を全強風といい、11をさしていうこともある。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「風速が毎秒24.5~28.4メートル」だなんて、その規模は想像もつきそうにありませんね。

さて、この「暴風」の主な原因は「台風」や「春・秋のころ日本付近を通過する発達した温帯低気圧,冬の季節風」なんだそう(出典:『百科事典マイペディア』平凡社)。これからの季節でも十分に起こりうるため、みなさんもお気をつけて過ごしてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「暴風」は「ぼうふう」の他に「あからしまかぜ」「あらしまかぜ」「あかしまかぜ」「あらしま」と読みます。

「暴風」のように、意外な読み方が隠れている言葉は他にもあるかもしれません。今後もたくさんご紹介させていただきますね!