赤、青、黄、白、黒などなど、世界にはさまざまな「色」がありますね。その種類は無数にあり、複雑な名前のものも存在しているでしょう。
さて、今回ご紹介する難読漢字は「承和色」です。上記と同じ「色」を表すこの言葉、いったいなんと読むのでしょうか…?
「承和色」の読み方!
簡単に「しょうわいろ」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。字面からその読み方を当てることは難しいかもしれませんね。
それでは、ここでヒント!
「承和色」の読み仮名は「〇〇いろ」となっています。ちなみに、同じように読む「承和菊」は「曾我菊」とも表記するんですよ。
どうでしょう、答えの見当はつきましたか?
それでは、正解を発表します。
正解は「そがいろ」でした!
「承和色」について
読み方は分かりましたが、まだ「承和色(そがいろ)」がどんな「色」か見当がついていない方も多いのではないでしょうか。字面や読み方からはなかなか推測がつかないため、気になっている方も多いかと思います。
それでは、「承和色」の詳細を辞書で確認してみましょう。
そが‐いろ【承和色】〘名〙 (承和(じょうわ)の帝が好んだところからいう) 黄菊の色。また、黄色。じょうわの色。
出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)
そう、菊の花のような「黄色」のことなんです。予想が当たっていた方はいらっしゃいますか?
なお「承和(じょうわ)」とは、日本の年号の1つです。引用内の「承和の帝」は当時の天皇である「仁明天皇(にんみょうてんのう)」を指しています。こちらもしっかりと覚えておきましょう!
まとめ
いかがでしたか?
「承和色」は「そがいろ」と読みます。
今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!