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「朮祭」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.30
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寒さも厳しくなってきましたね。気付けば今年もあと数日、残り少なくなってまいりました。

さて、今回は来たる年末に行われる「朮祭」の読み方を当てていただきます。

「朮祭」の読み方!

「朮」、画数は少ないですが見かける機会もほとんどなく、なかなか読み方の候補が思い浮かばないという方も多いのではないでしょうか。

ちなみに「朮祭」は「白朮祭」と書くこともできますが…、こちらは手がかりとしてはあまり役に立たないかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

「朮」の読み仮名は3文字です。単体ではキク科の多年草を表しますよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「おけらまつり」でした!

「朮祭」について

そもそも「朮」を「おけら」と読むことに驚いている方も多いのではないでしょうか。ぜひこの機会に「朮」を覚えておいてくださいね!

さて、植物である「朮」の名前を持つ「朮祭」、いったいどんな「祭」なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。詳細を辞書で確認してみましょう。

おけら‐まつり〔をけら‐〕【朮祭/白朮祭】京都の八坂神社で、大みそかから元旦にかけて行われる祭り。火鑽り(ひきり)で点じた火でオケラの根、柳の削り掛けを燃やして、かがり火にする。参詣人はそれを火縄に移して持ち帰り、雑煮を煮る火種とする。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

そう、この「祭」は京都の八坂神社で行われます。昨年も開催されていることもあり、近くにお住まいの方であれば簡単に読めたかもしれませんね。

さて、引用には「朮」の根を燃やしてかがり火にするとありますよね。なんと、この行為は江戸時代まで一般家庭でも年末行事として執り行われていたそう(出典:『京都 祇園 八坂神社公式ホームページ』)。今ではなかなかする機会はないかもしれませんが、機会のある方はぜひ八坂神社で体験してみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「朮祭」は「おけらまつり」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!