今回ご紹介する言葉は「紅白粉」。
「紅」も「白」も「粉」もよく見かける漢字ですが、「紅白粉」はあまり見かけないかと思います。
紅色の白玉粉でも、紅色と白色の粉のことでもありませんよ。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「紅白粉」の読み方!
では、早速「紅白粉」の読み方を発表します。
「べにしろこ」と読んだ方は、不正解!もちろん「べにはくふん」でもありませんよ。
「くれないしろこ」も不正解です。
では、ここでいくつかヒントを出しましょう。
読み仮名は6文字です。
「紅」は訓読みでそのまま「べに」と読んでくださいね。お化粧のときに使う道具の名前を表す言葉ですよ。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「べにおしろい」でした!
「紅白粉」の豆知識
「紅」を「べに」と読むのは簡単ですが、「白粉」を「おしろい」と読むのはかなり難易度が高かったのではないでしょうか。
では、「紅白粉(べにおしろい)」とはどのようなものなのか、辞書で詳しく意味を調べてみましょう。
① べにとおしろい。紅粉(こうふん)。
② べにやおしろいで化粧をすること。
(一部抜粋)
引用:精選版 日本国語大辞典(小学館)
「べにおしろい」という化粧道具があるのではなく、「べに」と「おしろい」のことを合わせて「べにおしろい」といいます。
「べに」とは口紅のこと、「おしろい」とは肌をきれいに見せるための粉のことです。
ところで、「紅」といえば「べに」や「くれない」という訓読みがよく知られているかと思いますが、実はほかにも読み方があります。
「紅」で「もみ」、「紅い」で「あかい」と読むこともできるんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「紅白粉」は「べにおしろい」と読みます。
少し難しい読み方かもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!