今回ご紹介する言葉は「競べる」。
「競」は「競争(きょうそう)」や「競泳(きょうえい)」など、なにかを競うときによく使われる漢字です。
今回はこの「競」に送り仮名をつけた「競べる」の読み方を考えてみてくださいね。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「競べる」の読み方!
では、早速「競べる」の読み方を発表します。
「きょうべる」と読んだ方は、不正解!「競輪(けいりん)」のように「けい」とも読みますが、「けいべる」でもありませんよ。
では、ここでいくつかヒントを出しましょう。
読み仮名は全部で4文字です。ほかの漢字では「較べる」「比べる」とも表記することができますよ。
そろそろ思い浮かんだ方も多いかと思います。
正解は「くらべる」でした!
「競べる」の豆知識
「競べる」は「比べる」と同じ意味で使われる言葉です。
多くの方がご存知だとは思いますが、改めて「競べる(くらべる)」の意味を辞書で詳しく調べてみましょう。
①複数のものをつきあわせて、その異同や優劣を調べる。比較する。
②競い合うことによって優劣を明らかにする。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.506
「競争」や「競泳」も競い合うものなので、なんとなく読み方や意味がわかった方が多いのではないでしょうか。
ところで、「競う」といえば「きそう」と読むことが多いかと思います。なぜこのように読むようになったかご存知ですか?「競」は、2人並んで祈る様子からできた漢字で、競うように祈っていたため「きそう」の意味をもつようになったとのことです。
まとめ
いかがでしたか?
「競べる」は「くらべる」と読みます。
普段は「比べる」と書くことが多いかもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!
参考文献:常用字解[第二版](平凡社)