今回ご紹介する言葉は「苹果」。
なんとなく中国語に見えてしまうかもしれませんが、れっきとした日本語です。
多くの方が一度は食べたことがあるかと思います。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「苹果」の読み方!
では、早速「苹果」の読み方を発表します。
「へいか」や「ひょうか」とも読みますが、今回は違う読み方を考えてみてくださいね。
ではここで少し、ヒントを出しましょう。
読み仮名は3文字です。
スーパーに行くと、「赤苹果」や「青苹果」が並んでいるのをよく見かけますよ。
皮をむいて食べることが多いですが、皮ごと食べることもあります。
「苹果」の名産地としては青森県が有名です。
さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「りんご」でした!
「苹果」の豆知識
「りんご」は、「苹果」のほかに「林檎」と書くこともできます。
多くの方がご存知の果物だと思いますが、改めて辞書で意味を調べてみましょう。
多く紅色・黄緑色の甘酸っぱい果実を食用とするバラ科の落葉高木。また、その果実。生食のほかジャム・ジュース・酢・酒などの原料にする。紅玉・陸奥・ふじ・つがる・王林・ゴールデンデリシャス・スターキングデリシャスなど、栽培品種が多い。四、五月ごろ、枝頂に白または淡紅色の五弁花をつける。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1837
「苹果」とひとくちで言っても、たくさんの品種があるのですね。
ちなみに「苹果」は、4,000年も前から栽培されていたそうです。
諸説はあるものの、アダムとイブが食べたとも言われていることから、かなり長い歴史があることがわかります。
まとめ
いかがでしたか?
「苹果」は「りんご」と読みます。
「林檎」と書くことのほうが多いかもしれませんが、この機会に「苹果」もぜひ覚えておいてくださいね!
参考文献:日本大百科全書 ニッポニカ(小学館)