「赤古里」はなんと読む？聞いたことがある【難読漢字】の正解は？

簡単な漢字でも、組み合わさることで思いもよらない読み方をする言葉になったりしますよね。

今回ご紹介するのもその1つ。「赤」「古」「里」と、小学校で習う漢字が組み合わさっている「赤古里」です。

さて、いったいなんと読むのでしょうか？

使用されている漢字から「あかふるさと」や「せきこり」と読んでしまった方はいませんか？しかし、残念ながら不正解です。どちらかと言えば「せきこり」の方が、正解に近い読み方と言えるかもしれません。

ヒントですが、こちらは朝鮮語に由来する言葉です。「里」が含まれていますが、けして地名というわけではありませんよ。「○○○○」と、読み仮名は4文字になります。

いかがでしょう、そろそろ見当はつきましたか？

それでは、正解を発表します。

正解は「ちょごり」でした！

「赤古里」を「ちょごり」と読むなんて、想像もつかなかった方も多いかもしれません。今回の難読漢字クイズは、今までの中でも特に難問だったことでしょう…！

さて、先述したように「赤古里」は朝鮮の地名というわけではありません。いったいどのような意味なのか、辞書で確認してみましょう！

〘名〙 (jə-go-ri)⸨チョグリ⸩ 朝鮮服の上衣。男女ともに用いる。丈が短く、筒袖で、前は合わせて胸紐を結んで着用する。ふつうあわせ仕立てになっている。

出典：『精選版日本国語大辞典』小学館

そう！朝鮮の民族衣装の1つなんです。「赤」が含まれていますが、必ずしも「赤色」なわけではないみたい。

また、「赤古里」は上衣ですが、ほかに男性は「パジ（袴）」、女性は「チマ（裳）」をはき、上に「ツルマギ（袍）」を着るそうですよ（出典：『世界大百科事典第２版』平凡社）。

近年は韓流ドラマが人気を博しており、もしかしたら見かけることもあるかもしれません。その際は「あの女優さんが着ている服はね…」と、周りの方に教えてあげてくださいね！

いかがでしたか？

「赤古里」は「ちょごり」と読みます。

今後も様々なジャンルの難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに！