「叔姪」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

早いもので今年もあと1ヶ月を切り、年末が近づいてまいりました。ご家族や親戚と会うためにと、既に休みを調整されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、今回は上記の親戚に関連した難読漢字「叔姪」をご紹介します。

「叔」「姪」を、それぞれ「お」「めい」と読むことはみなさんもご存知かと思います。ここから簡単に「おめい」と読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

実は「叔」「姪」にはあまり知られていない読み方があります。読み仮名はそれぞれ3文字と2文字ですよ。

どうでしょう、読み方の候補は思い浮かびましたか？

それでは、正解を発表します。

正解は「しゅくてつ」でした！

「しゅく」「てつ」と、どちらもあまり見ることがなさそうな読み方のため、なかなか思い浮かばなかった方もいらっしゃるかと思います。

それでは、ここから意味の確認に移りましょう。なんとなく意味の推測ができている方もいらっしゃるかと思いますが、その推測が当たっているのか…。辞書の記載は下記の通りとなっています。

しゅく‐てつ【叔姪】〘名〙叔父(おじ)と甥(おい)。また、叔父と姪(めい)。

出典：『精選版日本国語大辞典』（小学館）

大筋は推測通りかと思いますが、引用にもう少し注目してください！「叔父」と「姪」だけでなく「叔父」と「甥」のことも指すとありますよね。

実は「姪（てつ）」は、昔は「甥」のことも指していたそうなんです（出典：『精選版日本国語大辞典』小学館）。今では「姪」だけの意味で使われることがほとんどのため、引用を見て疑問に思われていた方もいらっしゃるかもしれませんね。

いかがでしたか？

「叔姪」は「しゅくてつ」と読みます。

ぜひご家族やご友人に「叔姪」の読み方を教えてあげてくださいね！