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「九日」は「ここのか」「くにち」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.30
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今回ご紹介する難読漢字は「九日」です。

「これが難読漢字…?」と不思議に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに「九日」は日常でもよく使う言葉、読み方はよくご存知かと思います。

ただ、みなさんの知っているもの以外にも、意外な読み方があるんですよ。なんと読むのか、ぜひお考えください!

「九日」の読み方!

「くにち」「ここのか」と読むことはみなさんもよくご存知のはず、日常でもよく使っているかと思います。また、「きゅうじつ」と読むこともできますよ。

ただし、これで全てではありません。読み方はあと1つありますよ。

しかし、あと1つあるといっても「くにち」「ここのか」以外に思いつかないと、お困りの方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

この読み方は、実は「ここのか」と非常に似ているんです。どれか1文字を、同じ行のひらがなに変えてみてください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「ここぬか」でした!

「九日」について

「ここぬか」という読み方を初めて知って、驚いている方も多いのではないでしょうか。実は「ここのか」は「ここぬか」から変化した読み方なんだそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。もとは「ここぬか」だったなんてすぐには信じられないかもしれませんね。

なお、意味は下記の通りとなっています。

ここぬ‐か【九日】〘名〙
① 日の数九つ。また、九日間。ここのか。
② ある日を第一日として第九日目。ここのか。
③ 暦の月の初めから九番目の日。ここのか。
④ 特に、九月九日、重陽の節供のことを、月を明示せずにいう。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

①から③は日常でもよく使う意味、みなさんも普段から無意識のうちに使い分けているかと思います。

ただ、④はもしかすると初見の方も多いかもしれません。この行事は中国から渡来したもので、邪気を退けたり、無病息災などの意味があったそう(出典:『世界大百科事典』平凡社)。現代の日本ではなかなか目にする機会のない行事かもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「九日」は「ここのか」「くにち」「きゅうじつ」の他に「ここぬか」とも読みます。

「九日」の他にも、よく使う言葉には知られていない読み方があるかもしれません。興味がある方は、ぜひ調べてみてくださいね!