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「汰げる」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.12.20
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今回ご紹介する難読漢字は「汰げる」です。

思わず「たげる」と読んでしまいそうになりますが、全く別の読み方をしますよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「汰げる」の読み方!

それでは、早速「汰げる」の読み方を発表します。

先述したように、こちらは「たげる」とは読みません。しかし、だからと言って「ふとげる」と読むわけでもありませんよ。

あまり日常的に使う言葉ではないため、ノーヒントでわかる方はほとんどいないと思います。これが読めた方は、本当にスゴいです…!

別の漢字では「淘げる」と書くこともできますよ。読み仮名は、全部で4文字になります。

はたして、気になるその読み方は…?

正解は「よなげる」でした!

「汰げる」について

「太」に「氵」がついた「汰」を「よなげる」と読むなんて、字面から想像するのはとても難しいですよね。

ちなみに「淘げる」と書くこともできるとお伝えしましたが、実はこれら2つの漢字を組み合わせた「淘汰(とうた)」という言葉もありますよ。

さて、それでは「汰げる」とは、どのような意味なのでしょうか?

〘他ガ下一〙 よな・ぐ 〘他ガ下二〙
① 米を水に入れて淘(ゆ)りとぐ。米をとぐ。
② 細かいものなどを水に入れてかきまぜ、ゆすってよりわける。
③ よりわけて悪いものを捨てる。淘汰する。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

なんと、私たちが日常的に行っている「米を研ぐ(とぐ)」ことも「汰げる」というんだそう! 案外身近な言葉である事実に、驚かれた方も多いかもしれませんね。

ちなみに「よなげる」は、「汰」の表外読みになります。そして、実はほかにも読み方があるんですよ。

それは「たい」「にごる」「おごる」です。この機会に、併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「汰げる」は「よなげる」と読みます。

今後も様々な難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!