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「一口」は「ひとくち」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.9
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今回ご紹介する言葉は「一口」。

『え?読み方は「ひとくち」でしょ?』と思われた方が多いかもしれませんが、実は「ひとくち」以外にも読み方があるんですよ。

今回は別の読み方を4文字で考えてみてくださいね。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「一口」の読み方!

では、早速「一口」の読み方を発表します。

「いちくち」と読んだ方は、不正解!

使われている漢字からは想像しづらいかと思いますが、刀と関係がある言葉です。

鉛筆は1本、りんごは1個、鶏は1羽…では刀はどのように数えますか?

これだけでは難しいので、少しヒントを出しましょう。

「一」は「ひと」と読みます。「口」の最初の読みは「ふ」です。つまり「一口」の読み方は「ひとふ○」となります

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「ひとふり」でした!

「一口」の豆知識

「口」を「ふり」と読むことは滅多にないので、今回の問題はかなり難しく感じた方が多いのではないでしょうか。

「一口(ひとふり)」とは、刀を数えるときに使う助数詞のことです。「いっこう」とも読みます。

ほかの漢字では「一振り」と書くことも可能です。どちらかといえば、こちらの「一振り」と書くことのほうが一般的でしょう。

ちなみに今回は「ひとふり」や「いっこう」を正解としましたが、ほかに「いっく」や「ひとつくち」、「いもあらい」などの読み方もあります。

これらの読み方をする場合は「ひとふり」や「いっこう」とはまた違った意味で使われますよ。

余談ですが、「口」の漢字の成り立ちをご存知でしょうか?

大きく口を開けた様子からできたと言われることが多いですが、実は祝詞を入れる器の形から作られた漢字なんです。

まとめ

いかがでしたか?

「一口」は「ひとくち」以外に「ひとふり」などと読みます。

この機会にぜひ覚えておいてくださいね!


参考文献:デジタル大辞泉(小学館)、常用字解[第二版]