1. トップ
  2. 「私雨」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

「私雨」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.12
undefined

今回ご紹介する言葉は「私雨」。

「私」も「雨」もよく見かける漢字ですが、このように組み合わせた言葉は見たことがないという方が多いかと思います。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「私雨」の読み方!

では、早速「私雨」の読み方を発表します。

「わたしあめ」と読んだ方は、不正解!もちろん「しう」でもありませんよ。

ここで少し、ヒントを出しましょう。

「私雨」は使われている漢字からなんとなく想像できるとおり、「雨」に関係がある言葉です。

「雨」はそのまま「あめ」と読んでくださいね。

読み仮名は全部で6文字です。つまり、「私」の読み仮名は4文字ということになります。

「わたし」以外にどのような読み方があるかわかった方は「私雨」も読めるはずです。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「わたくしあめ」でした!

「私雨」の豆知識

「私」は「わたし」のほかに「わたくし」と読むことがあります。

それをご存知だった方ならば、「私雨(わたくしあめ)」の読み方に気づくことができたかもしれません。

なお、こちらは一部の地域のみに降る雨のことです。下のほうは晴れているのに、山の上だけ雨が降っている様子を見たことがありませんか?

「私雨」とはそのような雨のことです。

箱根や鈴鹿、有馬などで見られやすいといわれています。

ところで、「私」には「わたし」や「わたくし」以外にも訓読みがあるのですが、わかる方はいるでしょうか?

実は「私か」と書いて「ひそか」と読むこともできるんですよ。

「ひそか」は常用漢字表には載っていない表外読みとして知られています。

まとめ

いかがでしたか?

「私雨」は「わたくしあめ」と読みます。

「わたしあめ」と読みたくなりますが、この機会にぜひ「わたくしあめ」と読むことを覚えておいてくださいね!

 

参考文献:精選版 日本国語大辞典(小学館)