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「元結」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.13
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今回ご紹介する言葉は「元結」。

「元」は小学2年生、「結」は小学4年生で習う漢字です。

それぞれ単体で見ると決して難しくはありませんが、このように組み合わせた言葉はあまり見かけることがないかと思います。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「元結」の読み方!

では、早速「元結」の読み方を発表します。

「もとむすび」と読んだ方は、不正解!もちろん「がんけつ」でもありませんよ。

ここで少し、ヒントを出しましょう。

ちなみに、「元結」の読み方は3つあります。読み方は多いですが、意味はどれも同じです。

「元」は「もと」、「結」は「ゆう」と読むことがありますよね。答えは「もと」と「ゆう」をつなげた言葉になんとなく似ていますよ。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?

正解は「もっとい」、「もとゆい」、「もとい」でした!

「元結」の豆知識

「もっとい」も「もとゆい」、「もとい」はすべて同じ意味で使われる言葉です。

では、「元結(もっとい・もとゆい・もとい)」とはどういう意味なのでしょうか。

髪のもとどりを結び束ねる紐ひも・糸の類。もっとい。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1732

 

もとどりとは、頭の上に髪の毛を集めて束ねている部分です。このとき束ねるのに使うひもを「もっとい」や「もとゆい」、「もとい」といいます。

「元結」は身分によって特徴が異なり、庶民は「こより」や「わら」、身分の高い人は松竹や鶴亀などキレイな装飾が施されたものを使っていたそうです。

ちなみに古くの中国には、「元結(げんけつ)」という名前の文学者もいたと伝えられています。

まとめ

いかがでしたか?

「元結」は「もっとい」や「もとゆい」、「もとい」と読みます。

いろいろな読み方がありますが、「もとゆい」と読むことが多いでしょう。

この機会にぜひ覚えておいてくださいね!


参考文献:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典(ブリタニカ・ジャパン株式会社)