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「実は身近なものが超便利...!」【YKK AP】がオススメする窓掃除に使えるアイテムとは?

  • 2022.12.24

年末の大掃除で、意外と苦労するのが窓ですよね。ずっと放置していて、久々に見たら窓のレールや網戸にホコリがびっしり! なんて悲劇に出くわしたご経験はありませんか?

そこで今回、TRILLニュースが取材したのが、YKK AP株式会社広報室の飯野原輝さん。今からすぐに真似できる、とっても実用的な窓掃除のコツをうかがってきました!

窓の汚れは何が原因?

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Yevhen Prozhyrko/Shutterstock

――窓は片面だけ綺麗にしても不十分ですし、窓のレールや網戸など掃除する場所も多いのが悩みの種ですよね。しかし、そもそも窓の汚れは何が原因なんでしょうか?

飯野さん:これは室内、室外で別の原因が挙げられます。それぞれの代表的なものを下記にまとめてみました。

<室内>
・ホコリ
・手あか
・キッチンからの油を含んだ水蒸気
・タバコによるヤニ
・ペットの細かい毛
・結露によるカビ、固着した汚れ (レール部分)
<室外>
・雨風と一緒に飛んでくる泥砂、黄砂
・花粉
・車の排気ガスによるばい煙、粉じん
・海風に含まれる塩

――なるほど。普段あまり意識していませんでしたが、料理をしている際に生じる水蒸気も汚れの原因になるんですね。それに、この時期の悩みの種・結露も無視できないものだとは…。

窓の汚れを落とすために使える、身近な道具とは?

――それでは、これらの汚れを効率よく掃除するために使える、身近な道具を教えていただけますでしょうか?

飯野さん:わかりました。こちらは、窓や網戸、そして窓のレールの2つにわけて挙げさせていただきます。

<窓や網戸>
・掃除機
・ぞうきん
・柔らかいブラシ、スポンジ
・中性洗剤(1~2%の水溶液)
<窓のレール>
・掃除機
・割りばし&不要な布、(不要な歯ブラシや綿棒)
・中性洗剤(1~2%の水溶液)
・消毒用アルコール

――なるほど。たしかに窓のレールは幅が狭く、隅っこに細かい汚れがたまりがち。窓や網戸で使うぞうきんではなく、割りばしなどを活用するのはとてもよさそうです。

①網戸の掃除・道具の使い方

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Anna Puzatykh/Shutterstock

――最後に、上記で挙げていただいた道具の適切な使い方についてうかがってもよろしいでしょうか?
まずはじめに、掃除をするのが難しい網戸についてお聞かせください。

飯野さん:わかりました。まず第一に、これは順番の話になりますが、窓より先に網戸を掃除するのがおすすめです。これは、網戸の汚れがガラスにすぐ移ってしまうからです。

――なるほど。先に網戸を掃除しないと、せっかく窓を綺麗にしたのに、またやり直し…なんて悲劇が起きてしまいますもんね。

飯野さん:そうなんです。その上で、普段の時と大掃除の時、2つのパターンにわけて掃除のやり方や道具の使い方を挙げさせていただきます。

<普段の時>
・ブラシやはたき(化学繊維素材もおすすめ)で汚れを払う
・掃除機で吸う(ブラシ付きのノズルをつけると便利)
・固くしぼったぞうきんや柔らかいスポンジで軽く水拭き
<大掃除の時>
・外せる網戸はお風呂場で洗ったほうが効率的
・柔らかいスポンジで軽く抑えるように水洗い(ネットが外れないよう注意)。
・汚れが落ちない場合は中性洗剤(1~2%の水溶液)を使い軽く洗い流す
・水分を十分にふき取り、乾燥させる

――なるほど! たしかに、お風呂場で丸洗いした方が細かい所までしっかり綺麗にできますね。

②窓、窓のレールの掃除・道具の使い方

――それでは、窓、窓のレールについてお聞かせください。

飯野さん:わかりました。窓は洗剤のかけ方などにポイントがあるため、参考にしてみてください。

<窓>
・洗剤はガラスに直接かけずに、ぞうきんに浸して汚れをふき取る(ガラスにかけるとムラになりやすい)
・洗剤が乾く前に固く絞ったぞうきんでガラスを拭く。その際サッシに沿ってガラスの端を四角く拭き、コの字型に拭いていくと効率よく綺麗になる。
・乾いたぞうきんでガラスに残った水気を取り除く。色々な角度から拭きムラや拭き残しがないか確認
<窓のレール>
・下枠のレールのミゾ内部にたまった砂やホコリを掃除機で吸い取る、またはやわらかいブラシで落とす。
・細い隙間は割りばしの先に不要な布を巻き付けてさらに汚れをかき出してふき取る
・カビが発生している場合は消毒用アルコールを布に染み込ませてしっかり拭き取り除菌する。

――たしかに! 直接かけてしまうと、一部は綺麗なのにほかはちょっと…なんてことにもなりかねませんよね。手間を惜しまず、しっかり実践していきたいとおもいます。

【掃除時の注意】
※布やスポンジに砂などが付着したままふき掃除をするとキズが付くおそれがあるのでしないでください。
※たわしや金属たわしなどはキズが付くおそれがあるので使用しないでください。
※ホースや高圧洗浄機で勢いよく水をかけないでください。室内側に水が入るおそれがあります。
※有機溶剤(シンナー・ベンジン・アセトンなど)はひび割れやはがれが発生するおそれがありますので使用しないでください。
※塩素系薬品(次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤・カビ取り剤など)やエチルアルコールなどは表面が変色するおそれがあるので使用しないでください。

少しでも負担を減らそう!

窓は掃除をする場所も多く、日ごろの汚れが積み重なっているため、大変だと感じている方も多いと思います。ぜひ飯野さんのお話を参考にして、少しでも大掃除の負担を軽減してみてはいかがでしょうか?

今回取材したのは…

YKK AP株式会社
広報室 広報企画グループ
飯野 原輝さん

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「結露、カビ・ダニ、アレルギーの発生を抑える“樹脂窓”のPRに力を入れています」



筆者:松本陸杜/ライター
カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。