「和手」はなんと読む？読めたらスゴい難読漢字、正解は？

今回ご紹介する難読漢字はこちら！「和手」です。

どちらの漢字も小学校で習う、比較的簡単な漢字ですよね。でも、組み合わさることでおもしろい読み方をするんですよ。

さて、いったいなんと読むのでしょうか？

使用されている漢字から「わしゅ」や「わて」と読みたくなった方も多いはず。しかし、残念ながら不正解！

ポイントになるのは「和」の読み方です。「手」は「で」と読みますよ。

読み仮名は3文字です。しかし、なかなか決め手がなく、正しい読み方はなんなのか…考えがまとまらない方も多いと思います。

それでは、ここでヒント！

この言葉は「柔手」と書くこともできるんです。ちなみに「和やか」と読むときと、「和」は同じ読み方をしますよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「にこで」でした！

「和やか」は「にこやか」と読みます。もちろん「柔やか」と書くこともできますよ。

たとえば「和やかに笑う人」などは、耳にしたことのある方も多いと思います。

しかし、だからと言って「和手」は、「手が笑っていること」を表しているわけではありません！

さて、それではどのような意味があるのでしょうか？

〘名〙やわらかな手。やさしい手。

出典：『精選版日本国語大辞典』小学館

「柔手」の方が、意味から連想しやすい表記かもしれませんね。

ちなみに「柔」ではなく「堅」い「手」、つまり「堅手」という言葉もあります。「なんとなく意味がわかる…！」そうお考えになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、こちらは「質の堅いこと」や「性格が物堅いこと」を表す言葉です（出典：『精選版日本国語大辞典』小学館）。けっして「かたい手」という意味ではないですよ。

いかがでしたか？

「和手」は「にこで」と読みます。

ぜひこの機会に覚えて、ご家族やご友人にも教えてあげてくださいね！