「職人の手作り“おせち”が108円！？」【100円ローソン】人気とおすすめ商品を実食！《開発担当者インタビュー》

ローソンストア100は、2022年も同社の大人気商品「100円おせち」を12月25日から発売予定！なんと、今年はシリーズ最多の45種類のラインナップを誇るそうです。

そこで今回は、発売に先駆けて行われた発表会でうかがったお話や、開発担当である三瓶さんへのインタビュー内容などを参考に、「100円おせち」の中から“同社のイチオシ”と“人気商品”をピックアップしてご紹介します。どちらも「これが108円（税込）！？」と驚いてしまうはずですよ。

こちらが、今回ご紹介する「白梅ようかん」と「御蒲鉾赤板」です。

前者が今年から登場した新商品で、後者は「100円おせち」シリーズの中でも高い人気を誇っているとのこと。もちろん、価格はどちらも108円（税込）になります。

「白梅ようかん」は「市松ようかん」と共に、今年から登場する「100円おせち」シリーズ初の「和菓子」の1つ。飾りようかんを得意とする、新潟県のメーカー「正和」が製造を務めているそうです。

商品名の通り“白梅”の形をしており、上には2023年の干支であるうさぎ（卯）や梅の飾りがちょこんとのせられています。お正月に相応しい、華やかかつかわいらしい仕上がりですよね。

容器から取り出してみると、なんとようかんは2層になっていることが判明。白と黒の対比が美しく、「108円（税込）とは思えない…！」とびっくりしてしまいました。

さらに驚くべきことに、こちらは職人の手作りなのだそう。三瓶さんによると、これほどのクオリティを機械で実現することは困難。特にこの綺麗な層は、人の手を入れないとできないものなのだとか。

本当に、こだわりがスゴいですね…！

味の方も抜かりなく、べったり重くない穏やかな甘さが口の中に広がります。三瓶さんによると、「白梅ようかん」の配合は、高級おせちに入っているようかんにほぼ近いものになっているそうです。

発表会でも、担当者の方々はそろって「白梅ようかん」を推していましたが、その理由もうなずけるクオリティですね…！

「100円おせち」シリーズには、今までに様々な商品が登場しています。しかし、その中でも高い人気を集めているのが、三瓶さんによると「御蒲鉾赤板」「御蒲鉾白板」なのだそう。

はじめは意外に思いましたが、たしかに蒲鉾はおせちに欠かせない食材。オーソドックスだからこそ、老若男女から愛されているのかもしれません。

それに蒲鉾は、いざ買おうとするとなかなかお値段が張ってしまいがち。108円（税込）で手に入るとあれば、意外と掘り出し物に思えてきました…！

「108円（税込）だし小さいのでは？」と思われるかもしれませんが、そのようなことは全くなし。1個120gとなかなかのボリュームがありますよ。外側は赤、内側は白で、お正月らしさもしっかり兼ね備えています。

プリッと弾力があり、噛むほどに魚肉の風味とやさしい甘さが口の中に広がります。いたってシンプルな蒲鉾ですが、むしろイメージ通りの味わいに安心感を抱きました。醤油やわさびをつけて、味変してみるのもよさそうです。

「100円おせち」は入荷時期などのズレはあるものの、ローソンストア100全店舗で全種類取り扱いを予定しているとのこと。

とは言え、人気商品は早々に売り切れてしまいがち…。特に、今回ご紹介した2種類はお早めにチェックされることをおすすめします。

筆者：松本陸杜／ライター
カルチャー系メディアを中心に活躍するフリーライター。ジャンル問わずさまざまなコンテンツを執筆している。なかでも食レポに関するワーディングに定評がある。週5日はコンビニに通う、コンビニ情報通。戦略を考えながら対戦するカードゲームが好き。