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「銹」は「しゅう」以外になんと読む?読めたらスゴい【難読漢字】、正解は?

  • 2023.9.13
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今回ご紹介する難読漢字はこちら! 「銹」です。

「金偏」に「秀」となっているため、はじめて見た方は「しゅうと読むのかな?」とお考えになったかもしれません。

たしかにその読み方もありますが、今回は読み仮名2文字で考えてみてください!

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「銹」の読み方!

「しゅう以外で読むんだね! そうなると…あれ?」

いざ読もうとしてみた段階で、「なんと読むのかわからない…」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。「勧誘(かんゆう)」の「誘」と右側は共通しているものの、もちろん「ゆう」とは読みませんよ。

それでは、正解にたどり着くためのヒントをお伝えします。

実は、読み仮名2文字の場合、別の漢字で書くこともできるんです。それは「錆」、「鏽」、そして「寂」…いかがでしょう? ここまでくると、なんと読むのかわかった方も多いと思います。

それでは…正解発表です。

正解は「さび」でした!

「銹」について

「寂」は「じゃく」とも読みますが、送り仮名をともなって「寂しい(さびしい)」と読むことも多いですよね。そのため、ヒントからすぐに読み方がわかった方も多いと思います。

ただし、ひと口に「さび」といっても意味は様々なんですよ。今回は「銹」と表記した場合の意味にトピックして調べてみましょう!

[一]
① 化学変化によって、金属の表面に生じた、酸化物の皮膜。水酸化物、炭酸塩その他の塩類の皮膜についてもいう。ふつう、金属は光沢をうしない、表面から内部に向かって腐食が進むが、逆に、じょうぶな皮膜となって内部への腐食を食い止める場合もある。鉄さび、赤さび、緑青(ろくしょう)など。
② わが身についた害物。→み(身)から出た錆。
③ 「さびうるし(錆漆)」の略。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「あ! しばらく使わない間にスコップがさびちゃった…」なんてご経験をされたことのある方も多いと思いますが、実はあの「さび」は「銹」や「寂」と書くこともできるんです。「錆」以外でも書けるなんて、驚かれた方も多いかもしれませんね。

また「どうして、身から出たさびって言うんだろう」と思っていた方もいらっしゃると思いますが、実は②のような意味があるんですよ。この機会に、併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「銹」は「しゅう」のほかに「さび」と読むこともできます。

今後も様々なジャンルの難読漢字をご紹介していきますので、ぜひお楽しみに!