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「鶇」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.6.17
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今回は「鳥」に関する難読漢字をご紹介します。

みなさんは「鶇」をなんと読むのかご存知ですか?

「東」と「鳥」で構成されていて、一見簡単に読めそうですよね。しかし! 読み方は2つありますが、片方はかなり難易度が高いかもしれません。

さて、いったいなんと読むのでしょうか?

「鶇」の読み方!

それでは、早速「鶇」の読み方を発表します。

先述したように、2つの読み方のうち、片方はかなり難易度が高いかもしれません。一方で、もう片方は比較的簡単に読めると思います。

「東」「鳥」の読み方から、読み仮名2文字で考えてみてくださいね。

なお、難易度が高い方の読み仮名は3文字になります。日本でも見ることができる「鳥」の仲間で、頭文字は「つ」です。

「なんとなくわかってきたような…?」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでは、正解を発表します。

正解は「とう」「つぐみ」でした!

「鶇」について

「東」は「東西南北(とうざいなんぼく)」や「東京都(とうきょうと)」などを筆頭に「とう」と読みますよね。2文字でなければ「ひがし」と読みますが、文字数の観点から絞ることができたと思います。

そして、難易度が高い読み方は「つぐみ」でした。「鶫」とも書くため、こちらをご存知だった場合、「鶇」を見て「あれ、少し形が違っているような…?」と困惑された方もいらっしゃるかもしれません。

さて、それでは「鶇」とはどのような「鳥」なのでしょうか?

① ツグミ科の鳥。全長二四センチメートル内外。体の上面は大体暗褐色で、下面は黄白色の地に黒褐色の斑点(はんてん)がある。顔は灰黒褐色で目の上部分に顕著な黄色の眉斑が走る。くちばしの先端はわずかに下方に曲がる。東部シベリアで繁殖し、一〇月下旬ころ大群をなして日本に渡来。低山や平地の畑などで木の実や昆虫を食べる。ちょうま。《季・秋》
② ツグミ科に属する鳥のうち大形のものの総称。全長二〇~三〇センチメートル。日本にはツグミ、クロツグミ、トラツグミ、アカハラ、シロハラ、マミチャジナイ、アカコッコ、マミジロなど。しない。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「東部シベリアで繁殖し、一〇月下旬ころ大群をなして日本に渡来」するそうなので、まさに今の時期に見ることができそうですね。ちなみに「ちょうま」は「鶇」の異名で、漢字では「鳥馬」と書きます。

さて、「それにしても、どうして鶇と鶫、2つの漢字があるの?」と疑問に思われている方もいらっしゃるかもしれません。実は、「鶫」は「鶇」から作られた国字なのだとか。この機会に、併せて覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「鶇」は「とう」「つぐみ」と読みます。

「鳥」に関する難読漢字はほかにもたくさんあるので、気になる方は調べてみてくださいね!