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「希う」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.31
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「希望(きぼう)」や「希少(きしょう)」、「希薄(きはく)」など、「希」は様々な言葉で使われている漢字ですよね。

基本的に「き」と読むことが多いと思います。しかし、実はほかにも読み方があるんですよ。

今回は、その1つである「希う」をご紹介。さて、いったいなんと読むのかわかりますか…?

「希う」の読み方!

「希う」をはじめて見た方は、おそらくほとんどの場合「きう」と読んでしまったのではないでしょうか。

しかし、残念ながらそうスムーズにはいきません。もちろん、正解は「きう」ではありませんよ。

読み仮名は、全体でなんと5文字です! たとえば「大切な人の幸せを希う」などのように使うことができます。

また、別の漢字で「冀う」や「庶幾う」と書くこともできますよ。そして、実は「乞い願う」と書くこともできます。

…もうわかりましたよね?

そう、正解は「こいねがう」でした!

「希う」について

最後にご紹介した「乞い願う」で、すぐに「こいねがう」と読むことに気づけた方も多いと思います。「乞」も「願」も、どちらもおなじみの漢字ですよね。

さて、それでは「希う(こいねがう)」とはどのような意味なのでしょうか?

[動ワ五(ハ四)]強く願う。切望する。やや古風な、また改まった言い方。

出典:『デジタル大辞泉』小学館

 

つまり、先述した「大切な人の幸せを希う」は「大切な人の幸せを強く願う」という意味になります。現代ではあまり使わない表現かもしれませんが、素敵な意味ですよね…。

ちなみに、実は「希」には「こいねがう」のほかにも変わった読み方があるんですよ。

たとえば、珍しいことを意味する「まれ」がその1つ。こちらは「稀」と書く方が一般的かもしれません。

そして、もう1つ「け」という読み方があります。「希有(けう)」などの言葉に使われるため、この機会にぜひ覚えていってくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「希う」は「こいねがう」と読みます。

もしかしたら、みなさんがよくご存知の漢字にも、隠された読み方があるかもしれませんよ。気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね。