今回ご紹介する漢字は「睚」。
一見馴染みのない漢字ですが、こちらが読めた方は、相当な漢字通かもしれません…!
今回は3文字で読み方を考えてみてくださいね。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「睚」の読み方!
では、早速「睚」の読み方を発表します。
「まなじり」とも読めますが、3文字をオーバーしているので今回は不正解!
ちなみに、「まなじり」とは目尻のこと。このことからも察しがつくように、「睚」は目に関係がある漢字です。
読み方がまだ思い浮かばないという方は、鏡で自分の顔を見てみてください。
まつげ、黒目、白目、目尻、目頭などがありますよね。しかし、これだけでは目はいつか乾燥してしまいます。
乾燥を防ぐために私たちはまばたきをしますが、それをするためには何が必要ですか?
さあ、もう読み方は分かりましたね。
正解は「まぶた」でした!
「睚」の豆知識
今回は難しく感じた方が多いかもしれません。
では、「睚(まぶた)」とはどのようなものなのか、改めて辞書で確認してみましょう。
眼球の前をおおって開いたり閉じたりする薄い皮膚。眼瞼(がんけん)。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1652
言うまでもありませんが、目を閉じたり開いたりするときに使われる部位のことですね。
ほかの漢字では、「瞼」や「目蓋」と書くこともできます。
「睚む」と書いて「にらむ」と読むこともできますよ。
ほかに音読みで「がい」と読むことも可能です。
まとめ
いかがでしたか?
「睚」は「まなじり」「まぶた」と読みます。
あまり馴染みのない漢字かもしれませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!
今後も、このような難読漢字をご紹介していきますので、楽しみにお待ちください。