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「宛行扶持」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.11.16
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今回ご紹介する言葉は「宛行扶持」。

一つひとつは簡単そうに見える漢字も、このように並べて一つの言葉にすると難しく感じますよね。

これが読めた方はスゴい…!

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「宛行扶持」の読み方!

では、早速「宛行扶持」の読み方を発表します。

「あてゆきふち」と読んだ方は、不正解!もちろん「えんこうふち」でもありませんよ。

「宛行扶持」の「扶持」はひねらず「ふち」に濁点を付けてそのまま「ぶち」と読んでくださいね。

今回、問題になるのは「宛行」の読み方です。

「宛」もそのまま「あて」と読みますが、「行」はなかなか思いつかない読み方でしょう。

「宛行う」が読める方は、なんとなくわかるかもしれません。

さあ、そろそろ読み方はわかりましたか?今回は難しかったかと思います。

正解は「あてがいぶち」でした!

「宛行扶持」の豆知識

「宛行う」は「あてがう」と読みます。

「宛行扶持」の読みと少し似ている部分がありますよね。

では、「宛行扶持(あてがいぶち)」とはどういう意味なのでしょうか。

与える側が適当に見計らって与える金品。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.41

 

貰う側の意見は尊重せず、一方的にものをあげることですね。

「宛行扶持」に使われている「宛」は、日常生活でもよく使うものですが、意外と難しい読み方をもつ漢字でもあります。

「あて」以外に「宛」はなんと読むでしょうか?

答えは「ずつ」です。

ほかに「宛も(あたかも)」や「宛ら(さながら)」などの読み方もありますよ。

まとめ

いかがでしたか?

「宛行扶持」は「あてがいぶち」と読みます。

日常生活ではあまり使いませんが、この機会にぜひ覚えておいてくださいね!