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「吾亦紅」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.6.20
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植物というと、食卓に並ぶ「人参(にんじん)」や「玉葱(たまねぎ)」を初め、街路樹としてよく見かける「桜(さくら)」や「銀杏(いちょう)」など色々ありますよね。

さて、今回ご紹介する言葉は「吾亦紅」です。上記と同じく植物となっております。

なんと読むのか、分かりますか…?

「吾亦紅」の読み方!

「吾」や「紅」はまだしも「亦」の読み方は分からない、という方が多いかもしれませんね。

この漢字は「えき」「わき」「また」などと読みますが、今回の「吾亦紅」ではそう読みませんよ。

それでは、ここでヒント!

「吾亦紅」には別表記が後2つあります。「吾木香」に「我毛香」、こちらを見ただけでピンときた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そう、正解は「われもこう」でした!

「吾亦紅」について

同名曲を作曲家の杉本正人(すぎもとまさと)氏が歌っていらっしゃるので、そちらをご存知の方であれば簡単な問題だったかもしれませんね。

それでは、気になる「吾亦紅」の詳細を辞書で確認してみましょう。

われ‐もこう〔‐もこう|‐もかう〕【×吾×亦紅/×吾▽木香/我▽毛香】
バラ科の多年草。山野に生え、高さ約1メートル。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉で、互生する。8、9月ごろ、分枝した茎の先に暗紅紫色の短い花穂をつける。花びらはない。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

「バラ科」とありますが、その見た目は「薔薇(ばら)」とはかなり異なります。「花びらはない」という記述からも分かるのではないでしょうか。

花穂の見た目もかなり独特で、松ぼっくりのような姿をしています。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「吾亦紅」は「われもこう」と読みます。

花穂の形から「ポンポコ」という地方名もある「吾亦紅」(出典:『ブリタニカ国際大百科事典』ブリタニカ・ジャパン)、この機会に覚えておいてくださいね!