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「香具師」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2023.7.10
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今回ご紹介する言葉は「香具師」です。

もちろんそのまま「こうぐし」と読むこともできますが、今回当てていただきたいのは別の読み方となっています。

いったいなんと読むのか、分かりますか…?

「香具師」の読み方!

「こうぐし以外…?」と困惑されている方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、残る読み方は字面から推測することは難しいかと思います。

お困りの方のために、ここでヒント!

主に暑い地域、特に海辺に生えている植物をなんと言いますか?大きな実も特徴の1つ、油やジュースの原料ですよ。

…そろそろ分かりましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「やし」でした!

「香具師」について

読み方は分かりましたが、意味はまだ定かではありませんよね。

もしかすると、ヒントの「ヤシの木」の漢字表記とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら不正解。その場合「椰子」と書きますよ。

また、字面のまま「香具」を作ったり、売ったりする人とも考えられるかもしれませんね。ただ、それはあくまで「こうぐし」のことであり「やし」のことではありません。

それでは、「やし」とはいったいなんなのでしょうか。気になる詳細を辞書で確認してみましょう。

や‐し【香=具=師/野師/野士/弥四】
盛り場・縁日・祭礼などに露店を出して商売したり、見世物などの興行をしたりする人。また、露天商の場所割りをし、世話をする人。的屋。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

お祭りなどのイベントには欠かせない存在、引用にある「的屋(てきや)」という表現の方が耳馴染みがあるかもしれませんね。

梅雨も後少しで終わり、もうすぐ夏がやってきます。今年のお祭りではどんな露店を「香具師」の方々が開いているのか、今から楽しみですね!

まとめ

いかがでしたか?

「香具師」は「こうぐし」のほかに「やし」と読みます。

字面からは想像できない読み方をする言葉は、まだまだたくさんございます。次回の難読漢字クイズをお楽しみに!