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「簡単に読めそうなのに読めない…」“花を含む難読漢字”5選!

  • 2023.4.7

「花」を見ているとなんだか心が和みますよね。「桜(さくら)」や「梅(うめ)」、「蒲公英(たんぽぽ)」など…みなさんも、お気に入りの種類があると思います。

今回は、そんな「花」を含む難読漢字を5つ選んでみました!さて、いったいいくつ読めますか?

1.「花の弟」

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フランスにあるパリのことを「花の都(はなのみやこ)」と言うこともありますが、「花の弟」もそのように、特定の人物を表しているのでしょうか?

いえ、実は全然違うんです。なんと、こちらはとある「花」の名前なんですよ。しかも、私たちがよく知っている品種です。

 

気になる読み方は「はなのおとと」でした!

そして、意味は「菊の異称」です。なんでも「多くの花が春に咲くのに対し秋に咲くところから」きているのだそうですよ。(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)

2.「花鶏」

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「花」はもちろん「鶏(にわとり)」も、しばしば目にする漢字ですよね。食卓に「鶏肉(とりにく)」が並ぶご家庭も多いのではないでしょうか?

もちろん「はなにわとり」や「かけい」とは読みません!それなら「かとり」…いえ、とっても惜しいですが違います!

 

気になる読み方は「あとり」でした!「獦子鳥」と書くこともできますよ。

「花鶏」は「スズメ目アトリ科の鳥」です。「花鶏」と、漢字表記に「花」が含まれていることからもうかがえるように、「あとり」はとても綺麗な見た目をしています。どのような姿をしているか気になる方は、ぜひ調べてみてはいかがでしょうか?

3.「燕子花」

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「燕(つばめ)」と「花」、動物と植物を表す漢字が含まれているため、「どちらを指すのだろう…?」と悩んでしまいますよね。

答えは「鳥」…ではなく「花」の名前です。「杜若」と書くこともできますよ。

 

気になる読み方は「かきつばた」でした!

こちらは「アヤメ科」の植物です。同じ科に属する「菖蒲(あやめ)」とよく似ていますが、こちらは乾燥した土地で育つ一方で、「燕子花(かきつばた)」は浅い水辺で育つそうです。

出典:山田俊雄・石綿敏雄編『角川最新国語辞典』角川書店

4.「不言花」

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「ふごんばな」や「ふげんばな」と読んでしまいそうですが、残念ながら全く違う読み方をします。

「花」を含むことわざを考えてみてくださいね。「○○○がはな」と読みますが、いかがでしょうか?

 

気になる読み方は「いわぬがはな」でした!

もちろん「言わぬが花」と書くこともできますよ。そして意味は、「口に出して言わないほうがおくゆかしく、さしさわりもなくてよい」だそう。答えを聞くと、「不言花」がこのように読むことも納得できるかもしれませんね。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

5.「石花海」

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「石」も「花」も「海」も、小学校で習う簡単な漢字ですよね。そのため、「意外とスムーズに読めるのでは?」とお考えになった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、そう簡単には読めないかもしれませんよ!もちろん、読み方は「いしはなうみ」ではありません。

 

気になる読み方は「せのうみ」でした!

こちらは「駿河湾の西側にある水深一〇〇メートル未満の浅堆(せんたい)」を表すほか、なんと「富士山北麓にあった湖の名」でもあるのだそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。「海」なのに「湖」を表す言葉でもあったなんて、なんだか面白いですよね。

まとめ

一見簡単に読めそうなのに、答えを聞いたら「え!?」と驚いてしまう難読漢字ばかりでしたね!

はたして、みなさんはいくつ読むことができたでしょうか?