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「簡単そうなのに読めない…!」全部読めたらスゴい【難読漢字】5選

  • 2023.3.9

よく知っている漢字でも、他の漢字と組み合わさって熟語になると全く別の読み方をすることがよくありますよね。

今回は、数ある難読漢字の中から「瓜」が含まれているものに注目!全部で5つご紹介しますが、どれも一筋縄では読めないかもしれません…。

さて、みなさんはいくつ答えることができるでしょうか?

1.「木瓜」

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実は「木瓜」には様々な読み方があります。たとえば「もっこう」や「もけ」などと読むことができます。

ただし、今回は「か」から始まる、読み仮名3文字の読み方を考えてみてください!香りがよい果物で、果実酒の材料に使われることもありますよ。

 

気になる「か」から始まる読み方は「かりん」でした!

ちなみに「瓜」が含まれていますが、こちらは「バラ科」の植物なんです(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。意外なところでは、「林檎」や「梅」も同じ科に属する植物なんですよ。

2.「水瓜」

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「瓜は植物なのに、水…?」と、使用されている漢字を見て、不思議に感じた方もいらっしゃるかもしれません。

それでは、ヒントなしでは読めない…という方のために、手がかりを1つお伝えします。「ウリ科」の植物で、英語で“ウォーター”が含まれるものが、「水瓜」の正体です!

 

もうわかりましたか?正解は「すいか」でした!

「水瓜」と書くように、「すいか」はとても多く水分を含んでいるのだそう。農林水産省の公式ホームページによると、なんと「果肉(かにく)の水分が90%もあるジューシーな果物です」とのことですよ!

3.「菜瓜」

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「菜」には「さい」や「な」という読み方があるため、「菜瓜」は「なうり」と読むのでは…そのような考え方は、大正解!

しかし、もう1つ読み方がありますよ。こちらは、読み仮名が4文字。別表記は「漬瓜」ですが、いかがでしょうか…?

 

気になる読み方は「つけうり」でした!

「漬瓜」という表記からもわかるように、こちらは「漬物にする瓜。また、漬物にした瓜」のこと(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。普段の食卓で「胡瓜(きゅうり)」の漬物を食べる…なんて方も多いのではないでしょうか?

4.「王瓜」

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「王様(おうさま)の瓜…?」と、漢字を見てぎょっとしてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、読み方は「おううり」ではないですよ。実は、別表記が「烏瓜」である…この事実をお伝えしたら、なんと読むかわかったという方も多いかもしれません。

 

気になる読み方は「からすうり」でした!

こちらは「夏の夕方、白い花を開き、晩秋に楕円形の赤い実をつける」そう(出典:北原保雄編『明鏡国語辞典第二版』大修館書店)。決まった時間帯に花を開く植物では、ほかに「朝顔(あさがお)」が思い浮かびますよね。

5.「西瓜」

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最後にご紹介する難読漢字は「西瓜」です!

「え、なんて読むのかわからない…」という方に、重要なヒントをお伝えします。実は、記事の中ですでにご紹介している植物なんですよ。

 

そう、気になる読む方は「すいか」でした!

ちなみに「すい」は「西」の唐音なのだとか(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。

「西瓜」のように、方角+「瓜」の組み合わせでは、ほかに「南瓜」もあります。こちらは、グラタンやポタージュなどに使われる「かぼちゃ」のことですよ。

いくつ読めましたか?

どれも簡単に読めそうなのに、ふたを開けてみたら意外な読み方をする難読漢字ばかりでしたね!

はたして、みなさんはいくつ読むことができたでしょうか?