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「実は、漢字で書けるんです!」読めたらスゴい【難読漢字】5選

  • 2023.3.10
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私たちの身の回りには、様々な道具や食べ物などがありますよね。

普段なにげなく食べたり使ったりしているそれらの中には、もしかしたら“実は、漢字で書けるもの”もあるかもしれません。

今回は、そんな難読漢字を5つ集めてみました。さて、みなさんはいくつ読むことができるでしょうか?

1.「喇叭」

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「刺」も「八」もしばしば目にする漢字ですが、今回は「口偏(くちへん)」がついています。もちろん「さしはち」なんて読み方ではありませんよ。

「口」を使う道具と言えば…?そう!こちらは楽器の1つなんです。読み仮名は3文字ですよ。

 

気になる読み方は「ラッパ」でした!

「口」を使って演奏する楽器には、ほかにリコーダーやフルート、トランペットなど様々な種類がありましたね。しかし、読み仮名は3文字というヒントから、「ラッパ」と読めた方も多いのではないでしょうか?

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

2.「小火」

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「小火」はもちろん「しょうか」と読むこともできます。しかし、ほかにも読み方があると聞いたら、みなさんはなんとイメージするでしょうか?

「ちいか」「ちいひ」「しょうひ」…いえいえ、残念ながらどれも違います。読み仮名は2文字で、「小さな火事」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)を意味する言葉ですよ。

 

そう、正解は「ぼや」でした!

ニュースなどで「○○市の一軒家で小火がありました」なんて聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、言葉自体は知っていたとしても、漢字で「小火」と書くことはご存知なかったのではないでしょうか?

3.「亜馬森」

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「あまもり」と読み、どこかの土地にある森林をイメージされた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、残念ながら不正解ですよ。

「あま」までは合っていますが、残り2文字が違います。「アマ○○」と読みますが、この文字の並び…どこかで見覚えはありませんか?

 

そう、気になる読み方は「アマゾン」でした!

「森」がつくのは分かりますが、そもそも「アマゾン」が漢字で書けるなんて驚きですね。

この漢字になった経緯が気になります。

4.「雪花菜」

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そのまま「せっかさい」と呼んでも正解ですが、今回あてていただくのは3文字の読み仮名。とある食べ物の名前になります。「雪」のように白く、豆腐を作る際にできますよ。

 

気になる読み方は「おから」「きらず」でした!

「きらずってなに?」と思われたかもしれませんが、こちらも「おから」のことですよ。ただし「ささやかな富くじ」という意味もあります。また、「おから」は「御殻」、「きらず」は「不切」と書くことも可能です!

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

5.「米粉」

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最後にご紹介する難読漢字は「米粉」です。

「え、こめこだよね?何が難しいんだろう…」と不思議に感じたかもしれませんが、実はほかに2つ読み方があるんです。1つは「べいふん」ですが、もう1つは…?

 

気になる読み方は「ビーフン」でした!

「ビーフン」の原料は「米粉(こめこ)」のため、こちらをご存知だった方ならば「もしかして…!」とピンときたかもしれませんね。ちなみに「べいふん」は「こめこ」のことですよ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館、『デジタル大辞泉』小学館

まだまだ知らない漢字表記がありそう!

「おから」や「ビーフン」などは、食卓に上がる機会の多い食べ物ですが、漢字表記があるなんて知らなかった方も多いのではないでしょうか?

もし興味を持たれたら、身の回りにあるものが漢字でなんと書くのか、ぜひいろいろ調べてみてくださいね!