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「砌」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.6.27
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ビニールや紙を切るのはとってもカンタン! 木材やプラスチックも道具を使えばらくらく。でも、「石を切る」のはかなり大変ですよね…。

さて、実は漢字の中には「石偏に切」と書く「砌」というものがあります。日常ではなかなか使いませんが、手紙や文書などで使うため、見かけたことのある方もいらっしゃるはず!

さぁ、この漢字の「訓読み」を、正しく読むことはできますか?

「砌」の読み方!

日本語にちょっと詳しければ、「一切合切(いっさいがっさい)」なんて言葉をご存知のはず。「砌」も「さい」と読みますが、残念ながらこちらは「音読み」。今回当てて欲しいのは「訓読み」です。読み仮名は三文字ですが…お分かりでしょうか?

正解は、「みぎり」でした!

「砌」について

「砌(みぎり)」について、辞典では下記のように説明されています。

〔「水限」の意で、もと、雨垂れの落ちる庭石や庭や場所を指した〕「時・折」の改まった言い方。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p1495

 

日常ではあまり使わない言葉ですが、改まった手紙などの冒頭に書く「時候の挨拶」で、「〜の砌」になんて使い方をします。

今日では手紙を書くシーンを減ったものの、お礼のメールを送る機会は多々あります。「いつも同じ文面になってしまっている…」なんて方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたか?

「砌」は「みぎり」と読みます。

なかなか使わない言葉ですが、一般教養として覚えておいて絶対損はありませんよ! ぜひ頭の片隅にとどめてくださいね。


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