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「海松」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.6.14
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慶事・吉祥のシンボルとして知られる「松」「竹」「梅」。ものごとのランク付けにも使用されており、その中でも「松」は一番高く位置付けられています。

さて、「松」は陸に生える植物ですが、「海松」と書く生き物がいることはご存じでしょうか?

そう! 今回取り上げる難読漢字はこちらの「海松」。

みなさんは、正しく読むことはできますか?

「海松」の読み方!

さっそくですがヒントです!

ヒントは“とある海藻の名前”。と言っても、「和布(わかめ)」や「昆布(こんぶ)」ほどメジャーどころではありません。

分かりましたか…?

正解は、「みる」でした!

「海松」について

「海松(みる)」は「水松」とも書きます。「みる貝」を「みる」と読んだりもしますが、そちらはまた別の生き物です。辞典には、以下のように記されていました。

緑藻類の一種。浅い海の岩に生える。茎は細い円柱形で、多くに枝分かれしている。食用。〔ミル科〕

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p1513

 

「食用」とされていますが、現在日本ではあまり食べられていないそうですよ。

「浅い海の岩に生える」とのことなので、海に行ったことのある方は実際に目にしたことがあるかもしれませんね。「なんだろう、これ…?」と不思議に思っていたあの緑色の海藻が、実は「海松」だった…なんてことも?

まとめ

いかがでしたか?

「海松」は「みる」と読みます。

「海松」のほかにも、「河豚」と書いて「ふぐ」、「天牛」と書いて「かみきりむし」など、組み合わせ次第でまったく異なる生き物を表すことができるのも漢字の面白さの一つ。気になる方は、ぜひ調べてみてくださいね!


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