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「飯借」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.11
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炊きたてのご飯はそのままいただいてもおいしいですが、やっぱりなにかおかずが欲しいですよね。

今回取り上げる難読漢字は、「これがあったらご飯が足りなくなってしまうほど食が進む!」なんて俗説がある食べ物。その名もズバリ「飯借」です。

さぁ、正しく読むことはできますか?

「飯借」の読み方!

「飯借」の読み方は、知ると「な〜んだ!」と思ってしまうほどシンプル!

ただし「めしかり」ではありませんよ。カギは「飯」をどう読むか…といった点にあります。

正解は、「ままかり」でした!

「飯借」について

さて、「飯借(ままかり)」とはどのような食べ物なんでしょうか? 辞典には、以下のように記されていました。

〔瀬戸内地方で〕魚のサッパ(の酢漬け)の称。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p1483

 

ここで紹介されている「サッパ(鯯)」とは、以下のような魚です。

〔東京方言〕体系・大きさともにコノシロに似る、小骨の多い海魚。北海道からフィリピン方面まで広く分布する〔ニシン科〕

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p602

 

分かりやすく言い換えると、「小魚の酢漬け」といったところ。

それにしても、「ご飯が足りなくなってしまう」ほどのその味…はたして、どれほどおいしいのでしょうか? すごく気になりますね…!

まとめ

いかがでしたか?

「飯借」は「ままかり」と読みます。

もしかしたら他の国にも、「飯借」のように、「これさえあればいくらでも○○が食べられる!」なんて食べ物があるのかも? 気になった方は、ぜひ調べてみてくださいね!


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