「焙る」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

今回ご紹介する漢字は「焙る」。

焙煎（ばいせん）コーヒーでお馴染みの漢字「焙」に送り仮名「る」が付くと、一体なんと読むのでしょうか…？

では、早速「焙る」の読み方の発表です。

「いる」と読んだ方は不正解……！恐らくコーヒーを焙煎する風景を想像したと思うのですが、「煎（い）る」が正解なのです。

正解は「あぶる」でした！

それでは、改めて「焙る（あぶる）」の意味を調べてみましょう！

炎が触れるか触れない程度に火に近づけたり満遍無く熱が加わるように位置を動かしたりしながら、全体の内部にまで均等に熱が通るようにする。

出典：山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂（2020年11月20日第八版、青版）p.38

まさに焙煎コーヒーを淹れる風景そのものですよね！

余談ですが、「焙る」という字は形声文字（意味と音を表す文字の組み合わせ）。一方、「火」の上で「肉」をあぶる「炙る」は会意文字（複数の漢字の組み合わせ）なんですよ。

いかがでしたか？

「焙る」は「あぶる」と読みます。

ぜひ、この機会に「焙る」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください！

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