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「剰え」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.7.1
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「過剰」や「余剰」など、想定より個数や分量が多い際に使われる「剰」という漢字。少ないのは論外ですが、余りが出ないよう調整するのもなかなか難しいですよね…。

さて、今回出題するのはこちらの「剰」の音読み。「剰え」というのですが、正しく読むことはできますか? ちょっと難しいですよ…!

「剰え」の読み方!

「剰り(あまり)」や「剰る(あまる)」などもありますが、残念ながら「剰え(あまえ)」は不正解です。

なんと「○○○○え」と、送り仮名を含めて読み仮名五文字となっています。

正解は、「あまつさえ」でした!

「剰え」について

「剰え(あまつさえ)」だなんて、なんだか耳慣れない言葉ですよね。辞典では、下記のように説明されていました。

(副)〔「余りさへ」の変化。古くは「あまっさへ」〕許容の限界を超えていることの上に、さらに好ましくないことが付け加わったと判断する様子。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p40

 

例えば、「寝坊した上に、剰え事故で電車が止まった」なんて使い方をします。「泣きっ面に蜂」などと、同じような意味です。

「お小遣いをもらい、剰えおいしいものをご馳走になった」というように、いい出来事や事柄には使うことができないため、ご注意くださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「剰え」は「あまつさえ」と読みます。

使いこなすことができるようになれば、あなたも一歩日本語マスターに近づけちゃうかも!? この機会に、ぜひ覚えていってくださいね。


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