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「長押」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2021.6.28
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「押してダメなら引いてみろ」なんて言いますが、今回出題する難読漢字はその逆をいくもの…そう、「長押」です。

「長く押す」だなんて「格闘技の技?」なんて勘違いしちゃいそうですが、実は「建築に関する言葉」なんですよ。さぁ、正しく読むことはできますか?

「長押」の読み方!

そのまま「ながおし」と読んだ方…実は意外と近い! ほとんど正解なので、すこ〜しだけ頭をひねってみてください。読み仮名は三文字ですよ。

いかがでしょう、分かりましたか…?

正解は、「なげし」でした!

「長押」について

「長押(なげし)」について、辞典では下記のように説明されています。

〔正式の日本建築で〕柱を両側から挟みつないで、釘で打ちつける横木。鴨居の上部に直結する。〔昔は槍などの武器を隠し入れたが、現在は装飾用〕

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p1155

 

近年は洋風建築が増えているため、「長押」のない家にお住いの方もいらっしゃるかもしれませんね。

昔は「槍などの武器を隠し入れ」ていたそうですが、さすがに現在はそのようなことはしませんよね。

ちょっとした出っ張りを活用して、物をかけるに使っている、なんて方が多いと思います。梅雨のせいで雨が続いている今日この頃は、洗濯物を干す際にも便利ですよね。

まとめ

いかがでしたか?

「長押」は「なげし」と読みます。

住み慣れた家の中にも、意外と名前を知らないままの物があったりするものです。この機会にぜひ調べてみてはいかがでしょうか?


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