「稍」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

皆さんは些細なミスや、少しのズレが気になることはありませんか？今回はそんな「少し、ある程度」に関する漢字「稍」をご紹介したいと思います。

日常生活ではあまり見かけませんが、簡単に書けそうな漢字ですね！

いったい何と読むのでしょうか？

読み方のヒントを挙げてみます。例文から考えてみましょう。

「カーペットをまっすぐに引いたつもりだが、稍左寄りな気がする。」

なんとなく正解がわかった方もいるのではないでしょうか？

それでは正解を発表します。

正解は「やや」でした！

仕事の時や、私生活でもよく使われる言葉でしたね！

さっそく辞書で「稍（やや）」の意味を調べてみましょう！

わずかではあるがその傾向（程度の差）が認められる様子。「ー左に傾いている」表記：〈稍々〉とも書く。【ー有って】しばらく間を置いて。

出典：山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之編、『新明解国語辞典』（第八版）、三省堂（2020年11月20日第八版発行）p.1584

「稍（やや）有って」と使われることもあるようですね！

改めて辞書で意味を確認すると、理解が深まり新しい発見をすることもあります！

いかがでしたか？

普段は平仮名で表すような言葉にも、それぞれに当てはまる漢字表記が沢山あります！例えば「愈（いよいよ）」や「然も（しかも）」などです。

気になった方はどんどん調べて、言葉のボキャブラリーを増やしてみてくださいね！

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