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「実に」は「じつに」以外で何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.9
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今回ご紹介する漢字は「実に」。

「実」といえば「果実(じつ)」や「実(み)のない話」といった使い方をよく見かけますよね。

今回出題する「実に」は、「じつに」や「まことに」「げに」とも読みますが、今回はこれとは違う読み方を考えてみてください。

一度は使ったことがある言葉のはずです!

一体なんと読むのかわかりますか?

「実に」の読み方!

では、早速「実に」の読み方を発表します。

「みに」と読んだ方は、不正解。「○○に」と、ひらがな2文字が入りますよ。

ヒントは「忠実に」や「誠実に」とほぼ同じ意味で使う言葉です。「実にお小遣い帳をつける」「実な性格の人だ」といった使い方をします。

そろそろ答えがわかってきたころでしょうか?

そう!正解は「まめに」でした!

「実に」の意味は?

では「実に(まめに)」とは、いったいどのような意味なのでしょうか。

①面倒がらないで物事にはげむこと。
②体が丈夫であること。達者。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1653

 

「実な性格」と使うことがあるように、面倒がらず物事に向き合うようなときによく使う言葉です。「実に暮らしている」のように、体が丈夫だったり健康だったりすることを指すこともあります。

「実」という漢字はもともと、豊かな供え物を指す字でした。豊かな供え物には真心がこもっていることから、誠実の意味をもつようになったのです。

同様に豊かな供え物は中身が満ちていることから「実」は「実ちる(みちる)」という使い方もします。

まとめ

いかがでしたか?

「実に」は「まめに」と読みます。

これまで使ってきた漢字と送り仮名でも、全く違った読み方をすることがあります。気になった方はぜひ調べてみてくださいね!


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