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「互に」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.23
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今回ご紹介する漢字は「互に」。

相互(ご)作用など、日常生活で目にする機会も多いお馴染みの漢字ですよね。

そんな「互」という漢字に送り仮名「に」が付くと、一体なんと読むのでしょうか?

「互に」の読み方!

では、早速「互に」の読み方の発表です。

スペシャルヒントは平安時代の歌人である清原元輔(きよはらのもとすけ)の代表作!「契りきな」で始まる小倉百人一首と書くと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?

正解は「かたみに」でした!

「互に」の意味は?

改めて「互に」の意味を調べてみましょう!

〔雅〕互いに。「ー袖をしぼりつつ」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.281

 

小倉百人一首にある清原元輔の作品「契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは」の中にも登場します。

清原元輔と聞いて、ピンと来ない方も清少納言の父と聞くと少しだけ身近に感じるのではないでしょうか?

余談ですが、清少納言の小倉百人一首にある歌は「夜をこめて 鳥の空音は はかるとも よに逢坂の 関は許さじ」です。

まとめ

いかがでしたか?

「互に」は「かたみに」と読みます。

ぜひ、この機会に「互に」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!


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