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「抉る」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.6.14
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皆さんは「抉る」という字を正しく読むことができるでしょうか?

「決める」という漢字の「氵」が「扌」になった、画数自体は多くはないのに普段なかなか見慣れない漢字ですよね。しかし、実は誰もが聞いたことのある言葉なのです!

怪我をした時などに使われ、ちょっと痛々しいイメージがあります。

ではいったいなんと読むのでしょうか?

「抉る」の読み方!

痛々しいイメージの読み方をするのですが、もう一つヒントです!

例文から是非考えてみてください!

「刃物で木の板を抉る」

ここまで来ればわかった方もいるのではないでしょうか?

それでは正解を発表します!

正解は「えぐる」でした!

「抉る」の意味

「抉る(えぐる)」の意味をさっそく辞書で調べてみましょう!

刃物などを差し込んで円を描くように回し、そこの部分をそっくり取り去(り穴をあけ)る。「穴をー/肺腑をー[=それを見聞く人に強い衝撃を与える]/問題の核心をー[=明らかにする]」

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.154

 

ケガをしたときなどの痛々しいイメージの言葉でしたが、辞書での意味自体を見ると、必ずしもそうではありませんでした。

また、「抉る(くじる)」「抉る(こじる)」と読むことができますが、それぞれの意味は以下となります。

くじる【抉る】[指の先や棒などでえぐるようにして]穴を開ける(あけたりなどして中の物を取り出す)。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.422

 

こじる【抉る】物のすきまなどに棒を入れてねじるようにする。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.540

 

同じ漢字でも、様々な読み方や若干意味の違いがあるようですね!

まとめ

いかがでしたか?

誰もが知っている言葉にも、それに当てはまる漢字があります。

気になった方がいればもっと調べてみてくださいね!


※2021年4月23日発令の一部地域を対象とした「緊急事態宣言」を受け、『TRILLニュース』記事制作チームでは、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、より一層の管理体制強化をしております。