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恋愛あるある 第十二回 「ちょっと下世話な本当のお話」編

  • 2018.10.21

世の女性たちが気になる色恋エトセトラを、恋愛賢者な男性たちに解説してもらうこの企画。第十二回、最終回の今回は「ちょっと下世話な本当のお話」です。普段はぶっちゃけて言えないけれど「つまるところ、こういうコトでしょ」な、男性の本音を教えてもらいます!

回答者3名のプロフィール
Q1お金をかけたぶんだけ本気の恋になるし、手放したくなくなるって本当でしょうか?

どうでもいい女性に対しては絶対にしないだろうと思うと、やはり高価なプレゼントやデート代をしっかりかけるということは、それだけ大切な女性の証ということ?

Q1の回答

石井さん:「お金に余裕がない20代くらいだと『あいつの誕生日にどこどこの指輪を頑張って買ってあげたのに~』とか思う人もいるかもしれないけど、基本ある程度の収入がある男性の場合、あんまりお金そのものに価値を置いてないんじゃないかな

 

桐谷さん:「ある程度の収入がある人はそんなせこいこと考えない気がします。ただ、一部に“もったいない精神”がある人はいるので、そういうふうに思う男性はゼロではないと思います

 

清田さん:「時間や労力やお金など、男性が自分に費やしたカロリーやエネルギーを“愛情のバロメーター”と受け取る女性も中にはいると思います。“手間暇かけたものは手放しがたいものだ”と思うのもわかるし、実際そういうことも多々あると思いますが、“お金”だけが指標になるのはちょっと疑問ですよね。それに「手放したくなくなる」の「手放す」っていう言葉。これって「女性=男性の所有物」って感覚が背景にあるから出てくる言い方ですよね。よく「(女を)ものにする」とか言うけど、よく考えるとおそろしい感覚。そういう部分にこだわる男性の中には「俺にはこれだけの女をものできるだけの財力を持ってる」という感覚があるはずで、そういう男社会の価値観を内面化してしまっている可能性がある。かけられたお金で相手の愛情を測る考え方はあまりオススメできません…」

 

Q2合コンやデートでお金を請求されたら「脈ナシ」と思ったほうが良いものなのでしょうか?

お会計=お互い相手の“脈”をうかがう瞬間。男性がおごる場合は「充実してた」ときで、お金を請求された場合は「どうでもいい」っていう合図…なの?

Q2の回答

石井さん:LEON的には女性に気がなかったとしても、割り勘はありえないですね。完全に仕事の食事会だったとしても、なかなか割り勘にはさせないですし。そこは男、頑張れよ!って感じ

 

桐谷さん:「難しいですよね。僕はけっこう金銭感覚がザルなんで、デートでは出しちゃう方ですけど、実際問題金銭的余裕がない男もいるわけじゃないですか。ただ女性に対して脈があれば、男はどうにかして出そうと頑張るっていうのはありますね。逆に合コンの場合は、最初に(支払いについて)男の総意で決めるケースが多いと思うんで、可愛いからおごっちゃおうぜ!っていうノリ的なのは、無いですね

 

清田さん:「普通にみんな働いてるんだし、基本は割り勘で、もし男性のほうが多く飲み食いしたなら少し多めに払うとか、そういう形でいいような気がするんですが…どうなんですかね。「イイ女はおごられ、そうじゃない女は割り勘」っていう考え方は、つまり相手の基準に身を委ねる価値観なわけで、これって結構苦しいと思うんですよ。自分で正解を決められないので。なので、そういう考え方を手放した方が幸せになれるんじゃないかと思います。自分の価値を男に決められるなんて、そんなのイヤじゃないですか?

 

Q3彼女のムダ毛、寝起きの口臭、オナラやゲップについて。正直なところ男性はどう思っているのでしょうか?

人として起こってしまう生理的現象。もちろん見せたくない部分だから、我慢したり隠したりするけれど。でもやっぱり見たら幻滅しちゃうもの?

Q3の回答

石井さん:ムダ毛は、見ちゃいけないものを見たんだろうなと思うけど、言わない。口臭は、気になっちゃうなぁ…臭かったら嫌だな。おなら・ゲップなんて、絶対やめてほしい!目の前でしないで欲しいって男は思う。必死のごまかしを可愛いと思ったりはできるけど、本心では絶対嫌だ!

 

桐谷さん:「ムダ毛と口臭は…いや、この人も人間だな、と(笑)。見たからといって、嫌いなるとかはない。しょうがないですよね、これは。ただ、おなら・ゲップは、男女ともになしでしょ!」

 

清田さん:「これは生理的な問題なので、毛やニオイを発生させるなというのも無理な話ですよね。しかし一方で、もし相手のゲップや口臭によって生理的にナシだと感じるようになってしまっても、こればかりは止めようがない。なので、できるだけ気を遣っておいたほうが“生理的にナシ”になるリスクは軽減できるとは思いますが…なかなか難しい問題ですよね。なぜならこの社会では、ゲップやおなら、ムダ毛やニオイに関しては、男よりも女の人のほうが圧倒的に厳しい基準にさらされているからです。根底には“女は毛が生えないし臭くならない”という現実を無視した男性の価値観があると思います。それなのに、“ムダ毛は女の努力不足”みたいな、女性側を責める謎の言説にあふれており…本当に理不尽だと感じます

 

Q4男性界ではどの世代の女性が誘いやすいなど、ぶっちゃけあるのでしょうか?

遊びでも本気でもどちらかがアクションを起こさなければ始まらないのが男女の恋。男性はなんだかんだ若い女性が好きとはよく聞くけれど…本当のところは?

Q4の回答

石井さん:通説的に言ったら、30代になると初めての人は少ないだろうし、ある程度割り切ることができるのかなと思います。それぞれに相手がいたとしても、わかったうえでことに及んだりする可能性もあるだろうしね」

 

桐谷さん:「30代前半は人生経験もほどほどにあるし、他の層よりも悪い意味で狙い目って思われていることはあると思います。あと20代前半も誘いやすさはありますね。特になにも考えてない子だったら…って感じですけれど

 

清田さん:「男性の世代にもよると思います。20代男性からしたら20代女性は同じ世代だし誘いやすいけど、30代、40代は随分年上のお姉さんって見えるはず。他の世代でも同じですよね。友達を誘うのと感覚的にはそんな変わらないと思います。ただ、そもそも“狙いやすさ”を基準にするのってちょっと気持ち悪くないですか? “あの子は若いからゆるそうだ”とか、“あの子は30代だし話が早そうだ”とか、“40代だから経験も豊富そうだ”とか、そんな風に見てくる相手といいコミュニケーションを取れるような気がしないのですが…」

 

あとがき

なかなか普段は聞けない、お金の絡んだ話などで盛り上がりましたが、「ちょっと下世話な本当のお話」いかがでしたでしょうか?
今までたくさんの女子内都市伝説を、鋭い男性目線で解説してもらってきた「恋愛あるある」もついに最終回。全12回を通して、この企画では男の本音や考えをお伝えしてきましたが、結局のところ信じるか信じないかはあなた次第です。少しドライに感じるかもしれませんが、それで正解なんです。だって恋愛は自由ですから^^ 長い間ご愛読いただきありがとうございました!

と、ここで来週10/28(日)は番外編として、「恋愛あるある・名言集」と題し全回にわたるダイジェスト版をお届けします!これが本当の最後!!お楽しみに。

第十一回の記事はこちら▼
恋愛あるある 第十一回「仕事できる系女子」編

Special Thanks
LEON編集長 石井洋
桐谷ヨウ
桃山商事

Illustration:つぼゆり
Design:福原友規(ma-h gra)
Text:細川麻衣子
Edit:TRILL編集部

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