恋愛あるある 第八回 「女の見た目・身だしなみウソホント」編Part.1

世の女性たちが気になる色恋エトセトラを、恋愛賢者な男性たちに解説してもらうこの企画。今回は「女性としての外見や身だしなみ」について、男性の思うトコロを教えていただきます。

ハンカチは持っていてもティッシュ、さらにウェットとなると、持っていない女性も多いのがリアルなところ。ですが必要なシーンでサッと差し出せる女子力って、やっぱりあったほうが良いのでしょうか？

 

 

石井さん：「いいな～と思うし、さりげなく出されたら好感度はすごく上がります。男なんてハンカチすら持っていない人もいるから。ただ、ティッシュを持っているから好きになることはないですよ」

 

桐谷さん：「おかんですね、これ。ティッシュ出されたからといってその子にドキっとするとかはない。でも、ハンカチ持っていない子よりかは印象はいいです。好感度は多少上がるけど、恋愛対象としてのポイントUPはない。そこでアピールする必要はないと思います」

 

清田さん：「女性がティッシュ持ってることを期待してる時点で、女役割を常に求めてるってことですよね。『〇〇ちゃん超天使～！』とかいうけど、それってどうなんでしょうか。女の人はいつもティッシュを持ってて、料理もうまくて、糸と針も持ってて、俺に優しくて…みたいな、そういう女役割をナチュラルに求めてくるのは精神的なマザコンだと思います。そもそもこの意識ってだいぶ昭和ですよね。必要なら男もいつもティッシュを持ち歩いとけ！って感じですよね…」

 

女性はメイクすることでキレイにみせようと頑張ってる訳ですが、そんな努力を差し置いて“男性はすっぴん好き”説ってありますよね。ナチュラルが可愛いとか、何もしなくて十分とか…。でもそれって、美人に限った話ではなく、本当に女性全員に当てはまる話ですかね？

 

 

石井さん：「いつもちゃんとメイクをしている人のすっぴんが垣間見えたときは、いいね～って思えるけど、常にすっぴんでいられてもちょっと困っちゃう。それに男の人は社会性も重要視するから、例えば自分の友達から『お前の彼女いつもメイク濃いよな』って言われたりすると、正直その子を若干好きじゃなくなる要素にもなりうる。つまり毎日すっぴんも、濃すぎるメイクもダメってこと」

 

桐谷さん：「メイクしてる方が絶対いい！男はナチュラルメイクとすっぴんの区別、ついてない奴多いと思う。だいたいの男は目元と唇しか見てない気もするなぁ。なので逆に言うとこの2箇所をメイクしとけばOKなんじゃないかと…。あと、すっぴんを見て引きはしないけれど、初回は避けたほうが無難だと思います（笑）。すっぴんって付き合いが相当長くならない限り『なんで外すの？』って思う男が一定層いるのが事実ですから」

 

清田さん：「偏見かもしれませんが、“すっぴん好き”を公言する男性ってちょっとロリコンマインドを持った人に感じてしまいます。『すっぴん』のイメージって男性と女性でイメージが異なっているように感じるんですよね。男性の思うすっぴんって『幼く見える顔』のことで、『メイクを落とした素顔』を指してる女性とは言葉の定義が違うような印象があります。逆に言えば、薄めの化粧で幼く見えるような顔を作ったら、男性はそれをすっぴんと認識するような気がします」

 

もはや顔の一部と化してしまってるカラコン。メイク落とすだけでも恐怖なのに、カラコンまで失うと「え、誰？」なんて思われたりしないだろうか、っていうくらい最後の砦だったりするのですが…。

 

 

石井さん：「カラコンを外せないって言ってるくらいだったら可愛いと思う」

 

桐谷さん：「全然外していいと思いますよ。すっぴん見せる関係性になっていたら、全然外しちゃえばって思いますけどね」

 

清田さん：「男が認識してる“カラコン”って、目の色を青とか茶色にするタイプのカラコンで、黒目を大きく見せるタイプのコンタクトは、そもそもつけてることすら気づいていない人も多いと思います。外したとしても、女性が思うほど大きな変化に感じていないと思うので、気にせず自分の好きなようにするのがいいと思います」

 

ネイルって女性的には細部にまでこだわっておしゃれを楽しんでいるけれど、男性はなかなか気づいてくれないもの。そもそも温度差がすごくありますが“デコ”ってどうなんでしょうか？

 

 

石井さん：「色は塗ってても良いけど、そこになんか乗っかってると…ねぇ。ショートケーキとかが乗っかってたらさすがにちょっとツラいよ。ラインストーンもいらないな」

 

桐谷さん：「いや、地味にデコネイル好きの人は多いですよ！まわりを見渡すとだいたいの男は“ケバめを食いたい願望”を持っている気がします。もちろんそれで内面もOKなら、結婚相手としてもみれるだろうし」

 

清田さん：「人のネイルにケチをつけてくるような男性なんて嫌じゃないですか…？ ただ楽しんでやってるだけなのに…。そんな声はスルーして、好きなようにやるのがいいと思います」

 

あとがき

今回の議題ではわりと「女性が思うほど男性は細かいところを気にしていない」という回答が多かったように思います。見た目・身だしなみについては、自分らしく最低限きちんとしておけばOKだと、前向きに捉えておいてもよいのかもしれませんね。

続く第九回は9／30（日）配信予定。美人は飽きる説や、痩せてるよりもぽっちゃり体型の子はモテる説など、引き続き見た目部分に的を絞った『女の見た目・身だしなみウソホント』編Part.2をお届けします！お楽しみに。

第七回の記事はこちら▼
恋愛あるある 第七回 「恋愛したい女はどうしたらいいの」編

第九回の記事はこちら▼
恋愛あるある 第九回 「女の見た目・身だしなみウソホント」編Part.2

Special Thanks
LEON編集長 石井洋
桐谷ヨウ
桃山商事

Illustration：つぼゆり
Design：福原友規（ma-h gra）
Text：細川麻衣子
Edit：TRILL編集部