世の女性たちが気になる色恋エトセトラを、恋愛賢者な男性たちに解説してもらうこの企画。今回は、合コンにまつわるあれこれを聞いてみました。早速、いきなり核心をついたこの質問から!
何度合コンに参加しても彼氏ができないのはなぜ!?(涙)彼氏候補を探すために合コンに行く女子は多いと思いますが、男性は遊び目的で来ているという噂もちらほら…。
石井さん:「幹事が日程を組んで人を集めて、というあからさまな合コンでは彼氏も彼女もできない。お互いに気を張りすぎていて、男は彼女にしたいかどうかの目線で女の子を見られないからね。逆に「友達と飲むんだけど」っていう会は彼氏彼女探し。もはや「合コン」って言わないで、実質合コンってことでいいんじゃない?」
桐谷さん:「合コンも、彼氏や旦那候補を見つけられる可能性のある場所だとは思いますよ。ただ、遊び慣れたフットワークの軽い男性が現れる確率が高いです。女性がちやほやされる場でもあるので、それを楽しむために行っているだけだとなかなか彼氏はできないかもしれないですね」
清田さん:「2時間やそこらじゃ、その人の魅力ってなかなか伝わらないですよね。例えば学校や会社のように、一緒に仕事や行事をする中で伝わる情報量に比べると、合コンでわかることはかなり少ない。こんな面白い趣味があるんだとか、この人は計算が得意なんだなとか、合コンじゃなかなか気づけないですもんね。しかも、男性って合コンだと盛り上げ至上主義になってウェイウェイしちゃうから、お互いのことを掘り下げ合うようなコミュニケーションにならないことも多い。“恋人探し”という目標設定が高すぎるような気もするので、まずは“気の合う友達探し”くらいの気持ちでのぞんでみるのはいかがでしょう?」
合コンでのモテる振る舞い、気になりますよね。サラダの取り分けはもはや定番テクすぎて女子的にはちょっとためらってしまうことも。
石井さん:「お店にもよるけど、乾杯のときにカクテルと言われるより、ビールとかハイボールの方が好感が持てるかもね。サラダの取り分け問題は、一番近かったらやれば?とは思うけど、LEON的には絶対女性にやらせちゃダメ。お酌も含めて男性が全部やります」
桐谷さん:「20代後半からはビール女子の方がモテるかもしれないですね。あとはハイボール!ノリがいい子に見えます。たまにホッピーを頼む女の子とか見ると「まじか、本当お酒好きなんだな~」と好感度上がりますよ(笑)サラダに関しては、取り分けができる人は男女や立場を問わず良いイメージですよね。女性はあざとさを気にするかもしれないですが、男性はたぶん取り分けてくれていることにも気づいてない人が多いですよ」
清田さん:「ビールというものが象徴する“親しみやすさ”に魅力を感じるということはあるかもしれませんが…基本的には“好きなものを飲むべし!”でオッケーだと思います。何を飲むかでジャッジしてくるような男性より、一緒に飲み物の話で盛り上がれる人のほうがよくないですか?サラダの取り分けもよく議論になる問題ですが、仮に取り分けてモテたとしても、旧来的な女性役割を求める男性、つまり“料理は女性が取り分けるものだ”という価値観を持っている男性にモテるだけなので、個人的にはあまりオススメできませんが…」
女子的にも、意識的にボディタッチをするのはなかなかハードルが高いと思いますが、それなりの効果はあるのでしょうか!?
石井さん:「気にはなる。合コンという場でボディタッチが多かったら、今晩いけるなって思うでしょ。でもそう思われるので良いのかっていう話です。彼女にしたいかどうかは絶対に別」
桐谷さん:「数字は適当ですけど(笑)、でも大分高いと思います。軽めで、1秒も触れない感じのボディタッチを重ねるのがあざとくなくて良いと思います。例えばお手洗いに立つときに、男性の肩に手を置いて杖がわりにするのは可愛い! あとハイタッチも良いですねー」
清田さん:「ほとんどの男性って女性から関心を向けられることに慣れていないと思うので、ボディタッチをされたら「えっ!?」って気持ちになると思います。中には「俺のこと好きなのかな…」と感じてしまう人もいるはずです。だから恋愛的な効果があることは確かだと思うんですが、それだけ厄介な勘違いが発生してしまう可能性も高まるので、ボディタッチを意識的に使うなら用法・用量を守って…というのが個人的な意見です」
あとがき
第六回「恋愛あるある」はすぐにでも実践できそうなモテテクがいくつか出てきましたね! そもそもの“合コンでは彼氏ができないんじゃないか説”はおいておいて、次回の合コンではぜひあなたなりの最強必勝法を見つけてみてください。
続く第七回は9/16(日)配信予定。好きなタイプを聞かれた時の答え方など『恋愛したい女はどうしたらいいの編』をお届けします!お楽しみに。
第五回の記事はこちら▼
恋愛あるある 第五回「THE都市伝説」編Part.2
第七回の記事はこちら▼
恋愛あるある 第七回 「恋愛したい女はどうしたらいいの」編
Special Thanks
LEON編集長 石井洋
桐谷ヨウ
桃山商事
illustration:つぼゆり
Design:福原友規(ma-h gra)
Edit:TRILL編集部