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恋愛あるある 第三回「永遠にわからない男心」編Part.3

  • 2018.8.19
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世の女性たちが気になる色恋エトセトラを、恋愛賢者な男性たちに解説してもらうこの企画。ついに第三回です。今回は、前回に引き続き「つまるところ、本当は?」的な男性の本音部分を解説してもらいました。

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Q1彼氏に「好きかどうかよく分からない」という発言をされました。これはもう恋は終わっていると捉えるべきなのでしょうか?

女性の場合、かまってほしいがためにこの発言することも…なくはないですよね(笑)。男性の場合だと、どうなんでしょうか?


Q1の回答


石井さん:かまってほしいというよりは、相手がわかってくれないときに言うことが多そう。ケンカ中や、相手の度が行き過ぎてると感じた時、最終手段として男が言いがちな台詞。感覚的にはわがままを言うみたいな感じに近くて、彼が発したその言葉にはまだまだ優しさは隠れていて、別れるつもりはない場合が多いんじゃないかな


桐谷さん:一般的に、男性の言葉に裏はないことが多いです。この言葉って女の人は試したいってことじゃないですか。男はそういう感覚、ないっすね。本当にその言葉の通り。末期です。」


清田さん:「これ、言われた方からしたら、『だから何なんだ?』って話ですよね。なんらかの不満を伝えたいのか、あるいは別れたいのか、そこがわからないからモヤモヤするんだと思います。一般的に、男性は女性に比べて感情を言葉で捉える能力が低いように感じます。だから、彼の言う『好き』が具体的にどのような感情で、なぜそれが低下してしまい、結局どうしたいのか、たとえ問いただしても明確な答えは返ってこないと思います。発言の真意を考え続けるとさらに苦しくなるので、ここは『そっか…』とだけ返事をして、しばらく間を空けてみるのがいいかもしれません。まずは自分で自分の気持ちを眺めてもらうことが大事だと思うので


Q2アラサーで男性経験がない女性は、プラス、マイナス、どちら派が多いのでしょうか?

別に悪いことをしてるわけではないのにある時を境に、なぜだか女友達にもなかなか相談できなくなるこの問題。男性の心理、教えてください!


Q2の回答


石井さん:「彼女としてなら最高なんじゃない?付き合いたいと思って好意を寄せてる人が30歳で『実は私そういうことしたことないんです』といわれたら、嬉しい男の人もいると思うよ


桐谷さん:「初めての相手が自分だと嬉しい説、それがアラサーでも?ってことですよね。感覚的な統計ですけど、男の処女信仰がアラサー女子にも及んでいることはほぼないような気がしますね。それよりも女性のキャラ面が心配になります。こじらせてるとか、自尊感情低め女子とか。個人的にはそんなの気にしなくてもいいと思いますけどね」


清田さん:「これってつまり、マイナスの場合は『ヤバい女や重たい女って思われるんじゃないか』ってことを気にしていて、プラスの場合は『処女ボーナスはあるのかな』ってことを気にしているんだと思われます。気持ちはわかりますが…これは選ばれる側、値段をつけられる側の発想ですよね。そもそも、そこで引く男も、逆に『わーい』ってなる男も、どっちも嫌じゃないですか?『アラサーで未経験はヤバい』も『処女は大事にしろ』も社会がかけた呪いなので、なるべく気にしないで!と言いたいです。自分の性体験なんてスーパー個人情報なので、そのときが来るまで気にせず秘めておけばいいと思います」


Q3「アラサーの未婚女性」は、男性にとってプレッシャーに感じるのでしょうか?

「30歳までに結婚したい」女子が30歳をすぎると「35歳までに」と目標が変わる。女が人生で一番結婚にがっついている時期=アラサーとなぜか思われている現代。果たして男性の目にはどう映っているんでしょうか!?


Q3の回答


石井さん:男って結婚したくないわけじゃなくて、30だろうが40だろうがもうちょっといけるんじゃない?という感覚がどうしてもある。だからこそ結婚したいなら、プレッシャーをかけて『結婚するorしない、さあどっち?』というスタートポジションに男を立たせてあげるよう誘導しないと。女性が圧をかけない限り男は永遠に“ゆくゆくは”“いつかは”って思ってるよ


桐谷さん:「実体験ですが(笑)、自分の場合は彼女(今の奥さん)が30を超えてたから、周りの友達から『結婚しないの?』って言われまくりましたね


清田さん:結婚を真剣に考え出す年齢って男女で10年くらい差があるように感じます。女性は妊娠のリミットを意識するためか、20代中盤あたりから結婚へのリアリティが増すと聞きます。一方、アラサーの未婚男性なんて基本的に仕事中心で、恋愛したい気持ちはあれど、まだまだ自分のことで精一杯な人が多い。もしアラサーの未婚女性に『結婚にがっつきすぎ』とか『重い』とか言う男性がいたとしたら、それは妊娠のリミットや社会からの圧力という、女性たちの抱えるリアルを知らないからかもしれません。だから、そのあたりの事情をちゃんと伝えてみて、向き合う気持ちのある男性以外は見切りをつけるというのも手だと思います」


あとがき

「へぇ〜」と思わされる回答が続出した第三回。今回は控えめ女子や、恋愛奥手女子たちの疑問に寄りそう内容になっていたのではないでしょうか。

さて続く第四回は8/26(日)配信予定。過去の恋愛「名前を付けて保存な男」「上書き保存な女」問題や独身女性がマンションを買うと結婚できないかなど「『THE都市伝説』編 Part.1」をお届けします。お楽しみに。

第二回の記事はこちら▼
「永遠にわからない男心」編 Part.2

第四回の記事はこちら▼
恋愛あるある 第四回「THE都市伝説」編Part.1

Special Thanks
LEON編集長 石井洋
桐谷ヨウ
桃山商事

illustration:つぼゆり
Design:福原友規(ma-h gra)
Edit:TRILL編集部

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