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【漫画】「今月もローン代を5万貸して」と毎月せがむ母。育休中の私が初めて断ると、母が無心をやめた日

  • 2026.11.8
【漫画】「今月もローン代を5万貸して」と毎月せがむ母。育休中の私が初めて断ると、母が無心をやめた日

毎月かかってくる母の電話

母から、今月もローン代を貸してと電話が来ました

実家の母は、昔から働きに出ていませんでした。家計はいつも綱渡りで、生活費も携帯電話の料金も、毎月ぎりぎりで回していました。

不思議なのは、妹と兄のことはあんなに可愛がるのに、お金の相談と長い愚痴だけは、決まって私のところへ回ってくることでした。

ここ数ヶ月は、家のローンの相談が続いています。滞納すれば家を手放すことになる、と聞かされると突き放すこともできず、私は毎月のように万単位のお金を渡してきました。

その日も、夕方のリビングでスマホが鳴りました。

「今月もローン代を5万貸して。」

いつもの声に、私は小さく息をつきました。

「まただ…」

育休中の私は、一円単位で家計をやりくりしていました

そのころの私は、育休の真っ最中でした。収入は減り、二人の子どもの暮らしを守るだけで精一杯でした。おむつ代、ミルク代、上の子の保育料。毎月の出費をやりくりするだけでも大変だったのです。

それでも母から電話が来ると断れず、自分たちの生活費をやりくりして、お金を工面してきました。

「あんたにしか頼めへんのよ。」

電話口で、母はいつもそう言って声を落とします。

「そんなこと言われても…」

子どもの頃から、母に頼られることには慣れていました。

困っているのは本当なのだからと、いつも財布を開いてきたのです。

けれど、膝の上で眠る下の子の重みを感じながら、私はふと思ったのです。この子たちの毎日を削ってまで、続けることなのだろうか、と。

初めて口にした「渡せません」

私は初めて、もう渡せませんと母に告げました

私はスマホを握ったまま、大きく息を吸い、ゆっくり口を開きました。

「もう渡せません。」

電話の向こうが、一瞬しんと静まります。

「……なんでよ。」

「あんた、親を見捨てるん?」

責めるような声に胸が縮みましたが、私は声が震えないよう、一言ずつ言葉を選びます。

「見捨ててない。でも今のうちには、この子たちの生活があるの。」

夫の一言に、母は小さな声でわかったと答えました

すると、隣でもう一人の子どもを抱いていた夫が、静かにスマホへ顔を寄せました。

「お義母さん。僕たちも、子どもが最優先なんです。」

「ここから先は、力になれません。」

母は何か言いかけましたが、その先の言葉はありませんでした。

「……わかった。」

それだけ言って、電話は切れました。

その日から、私は母と少しだけ距離を置くことにしました。母からの電話は減り、たまにかかってきても、用件はお金ではなく他愛のない世間話に変わりました。お金の切れ目が縁の切れ目、とは言うけれど、そうならなかっただけ救いでした。

薄情な娘だと思われても構いません。私がまず守らなければいけないのは、二人の子どもたちの毎日だからです。

そう決めた夜は、久しぶりに、お金の心配をせず子どもたちの寝顔を見て眠りにつけました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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