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「うちの木が原因と決めつけないで」庭木の剪定を頼んでも拒む隣人。だが、雨どいの清掃業者さんに相談した結果

  • 2026.11.8

毎年繰り返す雨どいの詰まり

3年ほど前から、隣の家の庭木の枝が塀を越えて、うちの敷地にはみ出すようになりました。

秋になると大量の葉が屋根に落ち、雨どいが詰まってしまいます。

ある秋の昼、買い物から帰ると、隣の奥さんが門の前に立っていました。私は思いきって声をかけました。

「すみません。雨どいに葉がたまって困っているんです。はみ出している枝を、少し切っていただけませんか」

奥さんはうちの屋根をちらりと見上げ、眉をひそめました。

「葉っぱなんて、風でどこからでも飛んでくるでしょう」

「そうなんですけど、枝が伸びている辺りに特にたまるので……」

「うちの木が原因と決めつけないで。そんなの、お互い様でしょう」

それ以上は話ができませんでした。

後日、夫もお願いに行ってくれましたが、返事は変わりませんでした。

「そっちで勝手に切れば、だってさ」

勝手に切って、あとから揉めるのも困ります。結局、秋になるたび自分で落ち葉を掃き、雨どいの清掃は自費で業者さんにお願いするようになりました。

思いきって業者さんに尋ねてみると

ある年の秋、強い雨が降ったあと、今度は隣の家の雨どいから水があふれました。

その週の昼、隣の家の前に業者さんの車が止まっていました。

毎年うちの雨どいを掃除してくれている業者さんです。

作業が終わるころ、業者さんが道具を片づけていました。

隣の奥さんもそばにいたので、私は思いきって声をかけました。

「すみません。ちょっとお聞きしてもいいですか」

「はい、どうしました?」

「うちの雨どいも毎年掃除していただいていますよね。どんな葉が詰まっていたか、こちらの奥さんにも説明してもらえませんか」

業者さんはうなずきました。

「ええ。お隣のお宅でも、毎年同じような葉がたまっていますね」

すると、奥さんが口を挟みました。

「でも、それがうちの木の葉とは限らないでしょう?」

「そうですね。全部がそうだとは言い切れません。ただ、枝が屋根の近くまで伸びていますから、影響はあるかもしれません」

私はもう一度、業者さんに尋ねました。

「毎年の清掃記録も残っていますよね。そちらも確認していただけませんか」

業者さんは手元の書類を確かめ、私に記録を見せてもよいか確認しました。私がうなずくと、奥さんにも見えるように広げました。

「こちらが過去の清掃記録です。毎年、秋になると落ち葉が詰まっていて、そのたびに掃除しています」

奥さんは書類に目を落としました。

「枝を少し切っておくだけでも、今より落ち葉は減ると思いますよ。お宅の雨どいにも葉がたまっていましたしね」

業者さんがそう話すと、奥さんは何か言いかけましたが、結局何も言いませんでした。

向かいの家の前で掃き掃除をしていた人も、手を止めてこちらを見ていました。

翌週、隣の庭木の枝は塀の内側に切りそろえられていました。

その冬、うちの雨どいが詰まることは一度もありませんでした。

今では隣の奥さんは、私と目が合うと小さく会釈して、すぐに家へ入っていきます。

後日、業者さんにお礼の電話をかけると、笑いながらこう言われました。

「記録は、とっておくものですね」

毎年の掃除は大変でしたが、その記録がこんな形で役に立つとは思ってもいませんでした。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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