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「そんな決まり、うちは気にしてないよ」本家への結婚祝いに10万円を包ませた義母。叔父のひと言で空気が変わった

  • 2026.11.7

義母から指定された10万円の結婚祝い

夫と結婚式を挙げたとき、夫の叔父夫婦を招きました。

その際、叔父夫婦からいただいたご祝儀は3万円でした。

それから1年後、叔父夫婦の娘で、夫のいとこにあたる女性の結婚が決まりました。

ある週末、夫と義実家に顔を出したときのことです。義母から結婚祝いの話をされました。

「いとこの結婚、聞いたでしょう?お祝い、ちゃんと用意してあげてね」

「はい。いくらくらい包めばいいですか?」

すると義母は、迷うことなく答えました。

「10万円ね」

「えっ、10万円ですか?」

思わず聞き返してしまいました。

「そうよ。親戚なんだから、それくらいは包まないと」

叔父夫婦から私たちがいただいたのは3万円です。

もちろん、お祝いは気持ちだと思いますが、10万円という金額には驚きました。

帰宅後、夫に相談し、後日、義母に理由を聞いてもらうことにしました。

電話を終えた夫は、困った顔をしていました。

「本家と分家の関係があるから、10万円が当たり前なんだって」

「そうなの?でも、うちがいただいたのは3万円だよね」

「俺もそう言ったんだけど、昔からの決まりだから口を出すなって」

本家との付き合いを大切にしたいという義母の気持ちは分かります。ただ、そのお金を出すのは私たちです。

正直、納得はできませんでした。それでも義実家との関係を悪くしたくなくて、結局、言われたとおり10万円を包むことにしました。

のし袋を受け取った叔父の反応

後日、叔父の家で、いとこの結婚を祝う集まりが開かれました。

親戚が料理を囲むなか、私と夫は叔父の前に座り、用意したのし袋を渡しました。

叔父は受け取った袋を見て、少し不思議そうな顔をしました。

「あれ、ずいぶん厚いね。こんなに気を遣わなくていいのに」

どう答えようか迷っていると、そばにいた義母が口を挟みました。

「うちは分家だから、多めに包むのが決まりなの」

すると叔父は、驚いたように義母を見ました。

「え?そんな決まり、うちは気にしてないよ」

「でも、本家なんだから、それなりにしないと」

義母がそう返すと、叔父は首を横に振りました。

「いやいや、そんなことしなくていいんだよ」

そして私たちに向き直り、こう続けました。

「だって、二人の結婚式にうちが包んだのは3万円だっただろう?同じくらいで十分だよ」

叔父はのし袋の中身を確かめると、驚いた表情になりました。

「10万円も入ってるじゃないか。これはもらいすぎだよ」

そう言って7万円を取り出し、私に差し出しました。

「これ、返すね。若い二人にそんな無理をさせたくないから」

「でも、せっかくのお祝いですし…」

「いいんだよ。お祝いしてくれるだけで十分うれしいんだから」

叔父は穏やかに笑っていました。

私が「ありがとうございます」と頭を下げると、向かいに座っていた叔母もうなずいてくれました。

一方、義母は気まずそうにうつむいていました。先ほどまであれほど強く言っていたのに、それ以上は何も言いませんでした。

それ以来、義母から私たちに親戚のお祝いの金額を指定されることはなくなりました。

帰り道、夫がぽつりと言いました。

「最初から叔父さんに聞いておけばよかったな」

「本当だね。でも、分かってもらえてよかった」

私たちの負担まで気にかけてくれた叔父の言葉に、胸のつかえが取れたような気がしました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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